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「読書会」から、「加納久宜研究会」へ

一宮小学校の裏の城山には、振武館と史跡「加納久宜公の墓」があります。
子供の頃の遊び場のひとつでした。
昨年の3月からはじめた「加納さんを読む(読書会)」(毎月第2火曜日)も1年。若干残しながらも、ほぼ読了となりました。

新年度からも、「加納久宜研究会(仮称)」として、情報収集、整理など、調査研究を続けることとしました。
今後とも、宜しくお願いします。

さて、
『城山の加納さん』(加納久宜元町長)について、あらためて関心を持ちはじめたのは、一昨年のことです。
長生郡市7市町村(茂原市、一宮町、長生村、睦沢町、白子町、長南町、長柄町)の合併協議が再開た時です。

そのとき、気がかりだったのは、
「合併の目的」と「合併の枠組み」、「新市の名称」と「合併の期日」
でした。

『一宮町のアイデンティティ(自分らしさ)』とは何なのだろう。
とても大切なことだと、単純、純粋に感じました。

近隣の自治体同士は、共存共栄の関係しかないと考えます。
「競争」ではなく「互助」の発想です。

さまざまな場面で、『自分のアイデンティティ』が確立しているからこそ『他者のアイデンティティ』を大切にできると、最近強く感じるようになりました。

それでは、町外の人や、最近転入した方々に、『一宮町のアイデンティティ』どう説明したらいいのだろう。
あらためて考えたとき、もやもやとしたイメージはありながら、具体的うまく表現できないことに、気がつきました。

そこで、その一つとして、幕末の藩主、大正前期の町長である『加納久宜』という人物について、知ってみたい思ったしだいです。


ところで、市町村の合併を考えたとき、当該自治体どうしが互いの『自治体のアイデンティティ』を尊重しあえるかが大切なことだと感じました。

・合併の方式
・合併の期日
・新市町村の名称
・事務所の位置

これを、基本的な協議事項を「基本4項目」と呼ぶことは、このブログでも「合併協議会において議論すべき事項」以前に紹介しました。

総務省の「市町村の合併に関する研究会」が平成18年9月に公表した
「市町村合併法定協議会運営マニュアル(基本編)」によります。

この「基本4項目」の協議はうまくいかないと、合併協議自体が決裂するといわれています。デリケートな課題です。
これも、『自治体のアイデンティティ』の確立がとても重要だ、という象徴と思います。


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