若妻印

いぶし銀の若妻のおいしい日常
食べることしか考えてません。

地震の時の料理ワザ

2007年04月21日 15時54分17秒 | 読みました
~電気が復旧するまでの一週間
坂本広子著
まつもときなこ画
柴田書店 2006年


阪神大震災を生き抜いた著者の、本当に役立つ知恵ばかり。
オール電化住宅って、災害時に最悪な印象だけど、ガス、水道よりも、いち早く復旧するライフラインは電気なのだそうな。
電気が来るまで3日、物資の配給まで6日は自力で耐えしのばなければならない。

・布団で落下物から身を守るときは、うつ伏せで丸くなる。
仰向けに下敷きになると、起き上がれなくなる。
・箪笥にはつっぱり棒よりも、天井までの空間をびっちり塞ぐ方が有効。
・アルミ缶は加工がしやすく、裏面が反射板になるので、ランプに。
・2リットルペットを切れば、簡易小便器もできる。

・炊き出しはその場しのぎの豚汁よりも、日常のおかずがありがたい。
・豆と甘味で子どもの脳を守れ。
幼少期の”飢え”は発達途上の脳に深刻なダメージを与える。

・洗濯、洗い物はできないので、衛生、食中毒に注意。
・水は重いので、小容量のタンクを複数用意した方が運搬が楽。

防災準備してなかったけど、せいぜい日常の食糧を蓄えよう。