東京までの帰り道は乗り鉄しつつ、水族館巡りもしました!
東山動植物園はかなり大規模な動物園でして、世界のメダカ館は園内にあります。別料金ということもなく、動物園の入園料500円を払えば世界のメダカ館も利用することが出来ます。
園内もの凄く広いので、世界のメダカ館にたどり着くまでにかなりの動物さん達を見ながら歩くことになります。というかこのボリュームで入園料500円は安過ぎますね🤣
カンガルーが昼寝してました。
上記のようにここに入るのにチケットはいらないので、中でスタッフさんが待ち構えているということはありませんでした。やかましい感染対策の張り紙も無かったので、他の水族館施設よりも素顔を晒すハードルは低いと思います😤
地域固有ともいえる名古屋メダカを系統保存して展示しています😁
知識としてはメダカが塩分への適応の幅が広いのは知っていましたが、クマノミと同じ水槽で泳いでいるのは驚きです(*゚Д゚*)
とはいえ、塩分は徐々に濃くして負担が少ないように順応させているだろうと思います。ご家庭で飼育しているようなメダカをいきなり海水に入れたら、ショック死するかもしれません。
メダカ以外の淡水魚・汽水魚の魚の展示も力を入れています😤
コトヒキ
メダカ以外の淡水魚・汽水魚の魚の展示も力を入れています😤
コトヒキ
潮溜まりによくいるような魚です。
トビハゼ
ヤリタナゴ
大型個体が沢山いました!
シロヒレタビラ
ミヤコタナゴ
メダカ館ということでメダカ及び近縁な魚の研究・展示がメイン!
↑一部抜粋
<ダツ目はメダカ亜目とダツ亜目の2亜目で構成される。メダカ亜目はかつてカダヤシ目に含まれていた小型の淡水魚のグループであり、一方のダツ亜目にはトビウオやサンマなど外洋での遊泳生活に適応した海産種が多く含まれ、両グループの生活様式はまったく異なっている。本目に所属する227種の魚類のうち、98種は淡水あるいは汽水域に生息し、残る129種は海水魚である。海産種は世界中の暖かい海に広く分布し、特に熱帯・亜熱帯の表層では数の面で支配的である。メダカは発生学・遺伝学分野の実験動物として古くから利用され、またサンマ・トビウオなどは重要な水産資源として、日本を含む世界各地で漁獲される。>
<メダカ亜目 Adrianichthyoidei は1科4属28種で構成される。1980年代まではカダヤシ・グッピーなどと同じカダヤシ目に所属していたグループである。鰓弓の骨格や舌骨装置の構造にダツ目との共通点が指摘され[2]、現在ではダツ目に含められるようになった。この分類体系には異論もあり、メダカ亜目とダツ亜目に共通する分類形質として有効なものは、間舌骨を欠くことただ一点であり、メダカ亜目は旧分類のようにカダヤシ目に含めるべきとする見解もある[3]。>
オスは真っ黒!
いわゆる熱帯魚ではそこそこメジャーなデルモゲニーのナリですね🙄
マングローブを模した汽水水槽にはコモチサヨリ。小さいのはジャワメダカ
小さい!ラスボラハナビを更に一回り小さくした感じの大きさです。
流木に隠れていてうまく撮れませんでしたが、実物は体高がありアブラボテのような体色がカッコ良かったです😁
ここからはカダヤシ目の魚(グッピー、アフリカンランプアイ等)を貼っていきます。
なお、カダヤシ(標準和名)は北米原産のメダカに近い姿をした魚で色の無いグッピーといった出で立ちです。マラリア等感染症対策のために日本含む世界各地に移入されました。カダヤシの由来はボウフラを食べることから、蚊絶やしです。因みにカダヤシに限らず、メダカ(日本のメダカ含むオリジアス)やチョウセンブナ等のベタ・グラミー系の魚もボウフラが大好物です。
水質悪化や(日本の)メダカ程ではないにしろ寒さに強い性質、またグッピー同様に卵ではなくサイズのある稚魚を出産する生態により、(日本の)メダカよりも開発の進んだ自然度の低い環境への適応力が高いようです。そのため、東京近郊ではメダカの学校よりもカダヤシの学校の方が規模が大きいのではないかと思います。
カダヤシ目となっていますので、ダツ目のメダカ(オリジアス)とは見た目や生態がそっくりであってもそこまで近縁ではないようです。
↑一部抜粋
種名は忘れましたが、非常に色鮮やかかつ個性的なものが多いです😍
ヨツメウオ
昔のサンシャイン水族館には居ましたけど、他の水族館ではなかなか見かけませんよね🙄
スズキを思わせる出で立ちの厳ついお魚もグッピーにそこそこ近縁であるという事実🙄
世界各地の原種のメダカの展示は唯一無二だと思います😁本業は動物園のはずなのにメダカを極めた素晴らしい施設でした!