たまには息抜きということで…網もウェーダーも観察ケースもデジカメも持たずに長靴のみの装備で採集してみました!
・9月に行った場所へ毎年定期観察を続けている場所です。
なんと貝密度が非常に高い場所を見つけてしまいました!流れも無い三面コンクリのドブにところ狭しとわらわらいました。今まで何度も通っていたのに今まで気づかず素通りしてしまっていたようです。
密度が高過ぎるせいか、弊死していたり苦しそうに殻を半開きにしている個体が多かったので、流れのある場所に移動させました。
今までは25匹程度しか居ないものかと思っていましたが個体数がかなり多いということを知ることが出来ました。それと僕にはイシガイ類のことを教えてくれた師匠的な方がお三方程いらっしゃいまして、新しい情報によるとここの貝はヒガシタブネドブガイでは無く、国外外来由来のフネドブガイの可能性が高いとのことです。国外外来由来のフネドブガイは各地で発見されているらしく、僕が見つけた生息地もその可能性があるということですね。
↑一年以上前に書いた記事ですが、こちらの記事でも外来種の可能性があることに触れています。
奇形個体。殻の形状がかなりおかしなことになっていますがちゃんと生きています。
殻頂が真ん中にあって、フネドブ感の強い個体を見つけました。
気分転換がてら軽めの装備・気持ちで挑むと視野が広がるというか新しい発見がありますね!とはいえ画質がスマホクオリティですので、デジカメ位は持っていくべきですかね。
追記 コメント欄にて日本淡水魚愛護会https://tansuigyo.net/m/diary.cgi?no=1518の西村さんより、この貝はフネドブガイ属の一種 Anemina euscaphys
アネミナ・エウスキャピースである可能性が高いと改めて教えて頂きました!
イシガイ類について色々教えてくださるので、感謝です。