どぶがいの屋外アクア

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シーナンタナゴの人工授精リベンジ成功!

2019-07-01 17:00:00 | 魚飼育





ついにシーナンタナゴの仔魚を浮上までこぎつけることに成功しました!



6月8日に採卵。


採卵してから15日目あたりでヨークサックがかなり小さくなっています。この時点ではまだ、浮き袋に空気が入っておらず、底を這うようにしての移動しか出来ません。


採卵してから22日目、つまり昨日あたりから表層付近で泳ぎ始めるようになりました。表層で泳いでいるということは無事に浮き袋に空気を取り込み、浮上することが出来たようです(^^)

浮上というのは本来であれば、タナゴの仔魚が二枚貝から泳ぎ出て来て、水面で空気を取り込む時のことを指します。人工授精でもそれを再現することが出来ました。

というのも空気を取り込むことに失敗すれば、ベリースライダーという奇形になってしまい、ただ底をはい回ることしか出来ずに死を待つだけの存在になってしまうらしい…そのため浮上は人工授精では鬼門と言われているようです。



エサは人工飼料に反応しないので、屋外飼育容器に発生したインフゾリアを与えています。ミジンコのようなものやアカムシの初期幼虫が含まれているので、稚魚の初期飼料として理想的ではないでしょうか?

尚、線は細いですが、ヨークサックを消費し終えたタナゴ類の稚魚はグッピーの稚魚と同じくらいの大きさですので、育成にはそれほど苦労しないと思われます。


卵~仔魚の入った容器は水温の変化を抑えるために発泡スチロールの箱に水を張って保管していました。

前回は水換えを毎日行って失敗しましたが、今回の水換えはトータルで4~5回程度に留めました。やはり、水換えのし過ぎによる刺激は良くないようですね。