お正月にうれしいことがありました。カフェの常連さんのKさんとそのご一家が、ご実家に帰省された折に、我が家にも泊まりに来てくださったのです。
“本店と、羽田店だけの限定です”という言葉に誘われて、ジャン・ミエのショコラフォンデュと桜の花ののったピンクのかわいらしい“豆乳カステラ”を手土産にやってきたKさん。
いつも主婦として大忙しのKさんには、お正月気分を満喫してもらいたいと特別なことは何も計画しませんでした。
お雑煮を食べて、ただただのんびり…。そして湯布院温泉にふらり。(ね?Kさん・笑)
Tに…とKさんが取り出したのは、“たいせつなきみ”シリーズの第6巻。自分が自分であることの大切さ、自分がありのままでどんなに愛されているかを教えてくれる絵本として、子供から大人まで楽しめる作品です。挿絵も、とてもきれい。
小学校で読み聞かせのボランティアをしているKさんに、Tはその晩さっそく読んでもらいました。さすがだなぁ…と、となりでRを寝かしつけながら、私もうっとり。
Rへのプレゼントは、なんと手作りのルームシューズ。オフホワイトのフェルトはコットン100%。ちいさくても裏側には一丁前に革が貼ってあったり、うしろの部分にそっと十字架の縫い取りがしてあったりと、それはそれは丁寧に作られています。きけばカフェの常連、aquaさんとさっぴんとの共作なのだということ!
本の中にも、縫い物が得意な子が出てきたけれど…こんなに素敵なハンドメイドを作り出す彼女たちこそ、持てる賜物で誰かを幸せにしている張本人なのだなぁ…と、感動してながめています。
美しいルームシューズ、Rが歩くまではもう少し間があるし、いい具合にすこし大きめだし…で、もうしばらくかざって眺めるとしましょうか。
きみへのとくべつなおくりもの