Gabbie's Cafe

 天使のカフェへようこそ

ままどおる

2006年05月14日 | Cafe Sweets

昨日から今日にかけて、福島からのお客様をお迎えしました。
年配の女性ばかり10名の、大分旅行の一泊目。以前湯布院に来られて、父の運転する観光タクシーを利用されたのがご縁で、今回我が家に泊まられることになりました。
近くの温泉に入ったあと到着されたお客さまを、地元の季節の食材を活かした料理と、町自慢のワインでおもてなし。朝がた買い物に出たときに市場で一鉢150円で買ったカーネーションもあしらってみます。母の日ですから…。

お客様に手土産でいただいたのが“ままどおる”。白餡をつかったしっとりやさしいお菓子です。

木のおもちゃをくださったN子ちゃんのご両親は、福島在住。私たちがN子ちゃんと同じ町の住人だった川崎時代、まるで本当の娘のように扱ってくださり、九州にやってきてからもおいしいりんごを箱いっぱいおくってくださるなど、いつもやさしいお心をかけてくださいます。
そのご両親からもいただいたことのあるこの“ままどおる”。実は大好きなお菓子なのです。
一番初めに食べたのがいつだったかはもう忘れてしまいましたが、なんともやさしいその食感は、まさに“ママの味”。N子ちゃんのお母さんにいただいたときも、少しずつ大切に食べたのを思い出します。
そして教会の子育てサークルの集まりに持っていったら、そこにいたママたちにもやっぱり大好評。当時メンバーだったアメリカ人のお母さんも、“ママドオルデショ?シッテマス、ダイスキデス!”と言っていたのにはびっくりでした(笑)。

今日は母の日。福島からいらした大先輩の“お母さん”にRを抱いていただくと、“赤ちゃんなんて抱いたのは何時ぶりかしら…私も息子二人よ、二人とももう40になっちゃったけれどね”・・・と目じりに皺をよせて話してくださいました。

10人の“お母さん”を見送ったあと、母と私はお互いに“お疲れさま”と言い、150円のカーネーションを真ん中に、お茶をいれて“ままどおる”をご馳走になったのでした。

                      

                    福島のもう一人の“おかあさん”にも、N子ちゃん、どうぞよろしくね。