台湾で紹介されて買ったDVDを楽しんでいる。初めて視聴した時は、字幕の英語がわからなくてもドラマの展開を急いでいた。
字幕製造にミスもあったけれど、息を止めて目を凝らしてみなくては、一瞬に理解できない。 中程度具合だからだ。
それでも関羽が中国語で「カンチャン」などと呼ばれるのが聞こえると、日本人の馴染みか、どうにも親しみやすくなり、彼の格好良さを初めて知っては、
台湾で訪れた寺を思い出していた。入り口に祀られ、朝から市民が大勢参拝していた。 ドラマの中で、まさにその風貌のままの姿で登場していた。
今度は二度目の視聴で、英語の字幕を少し止めては意味を確かめている。それでも、先を急ぎたくなる心境にせかされる。
武将が他の武将の才能を称賛し、受け入れる男気の見せ場もあり、良く製作したと感心している。
心境を伝えるのにもう少しカメラの時間を伸ばせば、ぐっと心に食い込んでくるのだろうけれど・・・ DVDドラマは長いのをはしょっているのだろうか。
機内で見た映画に登場したあの俳優の声は、聞き覚えのある、司馬ではないだろうか・・・三国志に登場した俳優さんは、
いったいどんな役で活躍するのだろうか。 あまり安い役回りにでるはずはないだろうに、とめぐらしたりもする。
脚色もあるだろうが、実際の史実はいったいどうだったのだろうか、などと、確かめたくもなった。
劉備が臨終に際して諸葛亮に語りかけた。 「3人で訪問した時には、君は27歳で、目がきらきらと輝いていた・・・・・」
孔明は、諸国を訪ね、成り立ちやら影響、どうあったら良いかなど、見聞と発見・思考に満ち溢れているそのまっただ中にいただろう。
私は、諸葛亮の納めたものを知らずに、のんき勝手な言葉で鑑賞している。
劉備の言ったことばを自分に照らし合わせてみた。 ひとりひとりに尋ねてみると、回答はさまざまになるかもしれない。
吸収し、挑もうとしている時、美しい何かに出合った時、心が洗われたとき、思い浮かぶのはこんなところ。聞いてみたい。
思い起こしてみよう 「目が輝いている」を!