ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

原油;バックワーデーション

2017-11-28 07:47:51 | Weblog
原油先物市場の価格体系も需給引き締まりを反映したものになってきている。WTIの先物カーブを見ると、9月ごろまでは、期近よりも期先の価格が高いコンタンゴと呼ばれる形状であったが、11月には期近よりも期先の価格が低いバックワーデーションの形状にシフトしている。
 コンタンゴは、現物や期近に引き渡しされる原油の需給が緩和していることを示すのに対し、バックワーデーションは現物や期近物の需給が引き締まっていることを表す。上図(11月16日時点)では、5カ月物が最も高く、それよりも期先になるほど、価格が低下している。
 最近のバックワーデーションは、原油需要の好調さや、産油国による協調減産によって、当面の原油需給が引き締まっているとの市場参加者の見方を反映している。

新興国需要、シェール停滞で引き締まる足元の原油需給
芥田知至:三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員 
http://diamond.jp/articles/-/150861

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backwardation :

”WTI原油先物市場の先物カーブが、9月ごろまでは、期近よりも期先の価格が高いコンタンゴと呼ばれる形状であったが、11月には期近よりも期先の価格が低いバックワーデーションの形状にシフトしている。” (三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員  芥田知至氏)

コンタンゴからバックワーデーションへのシフトは景気後退の予兆という発言を、私は最近ある著名な方から聞いたのですが、もしかしたらそうかもしれないと、少しだけその方の発言を忘れないようにしておきつつ、コンタンゴかバックワーデーションかの違いは、期近の価格が安いか高いかによって決まる、短期的な需給によって主に決定されるのだろうと私は直観的に思います。

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