土曜日から月曜日まで3連休という事で、 今日は年休をもらって合計4連休に変更。
例のトイレ室設置工事を完了させるためです。
朝の4時半に家を出て、 現場に着くとすぐに採寸開始。
一応?、施工図を描いて、長物以外の材料は買いそろえてきたので、すぐに工事に取り掛かれます
ただ、やっていると思いもよらない事や、予定が狂うことは日常茶飯事なので、暫時その場で対応しながらになりますけど。
今回は3つの仕事を同時進行で行いましたので、日記はあっち飛んだりこっちに飛んだり(笑)
まず、手掛けたのは電気配線。
間柱、管柱、通し柱、胴つなぎ等(他に、この家の独特の施工による横材)があり、壁の中は透視できませんので、ドライバーの柄の部分で、ひたすらトントンと叩いて調べながらの作業、 故にかなか進まない。
上から下まで、左から右へトントンしていって、大体の予想でわかった壁の向こう側が、下の写真。
洗面所の床から天井まで”白塗りつぶしの柱”、 そしてそのすぐ横に”オレンジ塗りつぶしの柱”という様に、コーナー近くに二本有り。
さらには”緑塗りつぶし”の様に、横方向に胴つなぎ?なんだかわかりませんが、 壁の隅から隅まで間隔を置いて入っています。
特にこの部屋は造りが特殊で、 多分ですが、壁面にいろいろな施工が出来る様になっているのだと思います。
それゆえに、電配線は、コンセントやスイッチのある所から、壁裏面を通して黒矢印のところまで引けないので、
以前にモールを使ってたんですけど、 今回もそのままそれを使います。
*あんまりよくないんですよね本当は、 汗
この配線、 洗面台の上の照明用として設置した物でしたが、例の漏水があって洗面台を古いのから新品(ライト付き)にそっくり入れ替えた為に不要となってました。
もう一つの作業である水配管ですが、 白矢印の、 柱と柱の間を通すことに決定。
配線通しの為の穴あけを開始。
3.5㎜のロングドリルで壁の中を探る様にして下穴を開けた後に、 配線が通るサイズのドリルで穿孔。
外に出ると、 室内側から貫通した3.5㎜ドリル穴を確かめ、そこを大きなドリルで穿孔。
室内から見ると、穴開いています (笑)
今回の作業は、基本的に高さが有りますから、二連梯子と脚立の二つを立てて工事しますが、
今日はとにかく風が強い・・・・しかも寒いときた。
最初に黒矢印のPF管用ボックスを取り付けます。
ちなみに、電気工事はこの二階のトイレ用電源配線と、 外にある給湯器用配線の交換作業の二つを同時進行。
先週取り外し、下調べしておいた屋外コンセント(下の赤丸はその時に取り外した廃材)のところにPF管用ボックスを取り付け。
これですね
ボックスに固定用のネジ穴を開けるとシーリング。
再びトイレ用配管工事に戻ると、 二階のトイレ室のどのあたりに配線を通すかを建物内部と外で色々と採寸。
出来るだけ壁の突き合せ部分近くに通したいので、あれこれと巻き尺で測りますが、 ジャロジー窓の枠があり目印になって助かりました。
室内二階に又上がると、 突然ですが、今回の”主役”を箱だし。
大規模な配管不要で、トイレ設置が可能な サニアクセス3という製品。 イェイ!
設備屋である友人に、トイレ用汚水配管の話を聞いたら、つまるところ既存排水管にまったく変更を加える事無く工事が出来れば、指定業者での施工は必要最低限のみ(実に安価)という事らしく。
まあ、排水の為の施工方法や傾斜の基礎とかの指南をしっかりと受けてきました。
*知識としては当然知っていますが、再確認の意味でおとなしく生徒の翔です (笑)
先に準備していた便器は、壁排水芯が床より120mmの高さ、 サニアクセスは155㎜が必要という事で、
便器の下に30~35㎜の台座が必要になります。
話は電源配線の穴あけ施工に戻りますが、窓の枠から外壁の突き合せまでの距離を測り、 二階トイレ室でレーザーにて施工準備。
黒い矢印線が配線を通す位置の距離で、 レーザーで垂直に降ろし、穴の位置(黒矢印)を決定。
赤い線は外壁の突き合せラインです。
3.5mのロングドリルにて外壁まで下穴を開けます。
でもって、太いドリルに切り替えて穿孔
ここで、再び屋外に戻ると、穴を大きくしてPF管用ボックスを取り付けてから、トイレ室に配線通し。
ちなみに、下のボックス(洗面室からの配線)には屋外用外部コンセントを取り付けます。
理由ですが、 給水管の凍結防止ヒータ用の為です
防水カバーをつけ、コンセントユニット本体に配線を差し込んで固定。
これで、屋外電源配線の完了。
*キッチンフードをよけてベストな位置です。
ここで、ですが、 余りの寒さにメゲテしまいまして、 室内二階に戻ると、傍にファンヒーターを置いて、
サニアクセス3の組み立て。
まずは防振ゴム。 基本モーター製品なので、防振ゴムになっています。
ボトムの二か所に固定用ベロとりつけ。
排水管の基礎施工。
本体左右のボトムにある、手洗い台等の排水流入口は蓋
トイレとの接続ゴム取り付け。 結構固いです。
トイレ側はステンレスクランプなのに、 本体側はなぜか? インシュロック (笑)
本体を置く位置を出してマーキングすると、 本体ボトムにもセンター部分に印付け。
一応、本体を仮設置してみます。 そして排水用穴の位置をマークしましたけど・・・・
ここで、時刻が10時を廻っていたので、管工事の為の買い出し。
もどってきたら、もうお昼です。
時間節約のためにパンとカップヌードルで昼飯食いながら、この後の作業を算段。
午後の部は、給湯器用コンセント配線の移設の、再開。
とにかく風が強いうえに寒い。
朝に取りつけたボックスからPF管にて給湯器近くまで配線引き回し。
新たに、ここへ移設し直した訳ですが、 給湯器用で有りつつ、 水道管の凍結防止ヒーター用でもあります。
それ終わると、今度はトイレ配管工事に戻り、水配管用の穴と、排水用の穴の下穴をロングドリルで穿孔。
まずは排水管から施工開始します。
屋外の壁面配管を設置。
そしてトイレ室に戻ると、一旦便器を置いてみます。
全体が隠れて、見かけが良い事を確認します。
排水管ですが、 出来ればタンク裏の見えないところを・・・・と思ったのですが、 屋外配管位置の関係でここ。
後にメンテナンスが必要な際に、この位置が良いのも有ります。
仮置きの便器を撤去すると、サニアクセスの為の配管作業(赤矢印)。
黄色丸は 次の作業である水道水用フランジ位置、 水色丸は電源配線。
洗面室にて、水道配管の準備を開始。
まずは室内側に分岐パーツを取り付け。
外側はこんな感じですが、まだ固定はしていません。
二階のトイレ室のフランジを設置。
穴から風が入ってくるので、 バルブを仮取り付け。
この時点で、 もう4時を廻ってしまい、、相変わらず吹きまくる北風ですっかり冷え切ってしまったので、
やる気が完全に失せて作業は終了。
う~~~やってらんね~~~~!!
後は満喫でシャワーを浴びて、夕飯&ビールタイム。
明日は水道配管の設置と保温材および凍結防止ヒーターの施工。
トイレ室の電気配線等の予定です。