探し出しました! マイナス接地方式の ソーラーチャージコントローラー
がははは!
どうだ!! これで完全だぜ! うちの車、多分ですけど(笑)
これを使って今回テストしてみます。
このブログにも書きましたけど、ソーラー付属機器は、 ほぼすべてがプラス接地で、当たり前ですがそれをキャンピングカーや車に取り付けると、非常に危険。
簡単に言うと、常にショートする可能性(爆発や火災の危険性)を24時間含んだまま使用していると考えたほうがいい。
それを避けるには、 僕がとったように ダイオード等を入れたり、絶縁概念をもって取り付け処理するしかないんだけど、 それはそれで、ある程度以上の電気的な知識を要求される。
マイナス接地の場合は、そうした面倒な事に気を使ったり、 考えあぐねるという事が無い。 逆接地によるショートというのは無いわけだから。
そのMPPTソーラー・チャージコントローラーが下の物。
一応、取り付け前に、マイナス接地方式かどうか? をもう一度チェック。
確かに完全なマイナス接地。
このMPPTソーラーチャージャーを取り付けると、逆流の心配が無くなるので、 メインのダイオードがいらない。
なので、下の図の”青丸”で囲ったダイオードを取り外して、普通の配線にします。
不要になったダイオード、ここは 手持ちの適当なのを付けていたので、別に捨てても構わないので気が楽。
プラス接地のPWMソーラーチャージャーから、マイナス接地の MPPTソーラーチャージコントローラーに替えて、
早速 取り付け&配線をしてみました。
交換は極めて簡単、 それまでのプラス設置 PWM ソーラー・コントロールチャージャーの配線を素直にそのまま移すだけです。
で、台風の風の吹く、お昼休みの作業ですが、しばし運転状態をみます。
ルーフに設置してある、 100W X 2枚のパネル、 現在の発電電圧は 16.90V 冷蔵庫を動かすほどのパワーは当然ありません。
参考までに冷蔵庫のスイッチをOnにすると 電圧が7,5Vくらいまで低下して、 コンプレッサーは揺れていますが、回っているとは思えない。
まあ、そんなものです、 少しでも雲が薄くなると電圧が8.5V程度になり、 この時は回ります。
MPPTチャージコントローラーの表面ですが、 全く無駄のないシンプル過ぎる程、シンプル。
通常運転で表示される、パネルの発電が有る程度以上の状態になると点灯するLEDと、充電が行われていることを示す、 LED 二つの赤い点灯が判ります。
充電は、イコライジングチャージまでやってくれる、全自動高性能プログラム& 12V 24Vを自動判別して、
その時の、ソーラーパネルの発電量でベストな出力をだしてくれます。
一応、説明書では変換効率96%以上とのことで、 それまで使っていたPWMが 60~70%もあれば上出来なのとは全く違います。
実際に、バッテリーにどの程度の電流が現在流れているのかを見るために、 運転席のモニターをチェックします。
0.8Aの充電電流でした。
ガツンとでかい電圧をかけるのではなく、ソーラー起電力との兼ね合いで、最高効率で充電していくのは、とてもいいです。
最後に、もう一つ取り付けてあるダイオードに関してですが、これは外しません。
というのは、僕の場合はソーラーパワーの損失をゼロにするために、 直接冷蔵庫に繋ぐやり方をしています。
これって特殊で、 少しイレギュラー
回路的に還流が起きるので、 それをブロックする為のダイオードですので。
冷蔵庫も、 ソーラーチャージコントローラー から出た出力=サブバッテリー端子に接続する方法とれば、
このダイオードは本来は不要な物です。
せっかくのマイナス接地ですが、冷蔵庫に入るソーラーの損失を0%にするのと、 回路的に電圧バランス式の全自動電力供給によるシステムを組みたいので、
こういった方法にしています。
*本来、うちの車の、ソーラーはこういう構成が正しい。 下図参照。
後日 、これに付随して、走行時はソーラーを切り離す方法に再変更しています(2019年3月16日時点)
そんなわけで、 安価で高性能、しかもめったに無い 車両用のマイナス接地 純MPPT ソーラーチャージコントロラーの取り付けテスト記事でした。