トルコのイスタンブールの繁華街にあるイスティクラル通りで13日夕、爆発があり、これまでに6人が死亡、81人が負傷したという物騒なニュースがとびこんできた。この通りは、レストランやブティックが立ち並び、多くの観光客や地元の人たちが集まることで知られている。
イスタンブ-ルには、3回行ったことがあるが、東西文化の接点として歴史もあり、異国情緒タップリの街で大変気に入っている。爆発のあったイスティクラル通りも、2013年6月に行った時、路面電車がストップしていて、1時間以上歩いた経験があるので、街の様子は手に取るようにわかる。当時、エルドアン大統領に反対する市民が、この通りからタクスィム広場にかけて暴動、占拠する事件が発生した翌日のタイミングで、暴動の様子を目の当たりにした。まさに通りのお店が壊され、広場が占拠され、路面電車もストップするという大騒動の日であったが、記録によるとその日は街中を41000歩も歩いていたので、暴動に巻き込まれてもおかしくない状況であった。
ニュースによると、クルド人武装組織に所属する女が爆弾を爆発させたとして逮捕したという。イスタンブールでは過去に何回かテロ事件も起きているので、観光地として大変魅力があるが、これからは怖くて旅行に行けない感じもする。トルコは、エルドゥアン大統領がいまだに実権を握っており、ウクライナ問題でもロシアとの間に入り存在感を示す等功罪相なかばしている。イスタンブールは、トプカピ宮殿、ブルーモスク、アヤソフィアはじめ観光地として魅力があるだけに残念なニュースである。
写真は、イスティクラル通り(2013年当時)
朝日新聞デジタル記事(11/14):
https://www.asahi.com/articles/ASQCG03BCQCFUHBI02B.html?iref=comtop_7_03
イスタンブール旅行アルバム【2013年】: https://youtu.be/qZ-RlKqVAvg
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