ちょっと前の話題だが、10月15日に行われた箱根駅伝予選会で、見事6位で通過し、55年振りに本大会出場の切符を手にした。54年のブランクは箱根駅伝史上最長というから、まさに快挙といえる。このミラクル切符が話題になっているのは、2009年世界選手権5000m日本代表で現役ランナーゆえ、「日本一速い監督」と呼ばれる上野裕一郎が立教大の監督をやっているからである。立教大は、2024年の創立150周年に向けた記念事業として、同年1月の箱根駅伝本選出場を目指す「立教箱根駅伝2024」事業に取り組んでいたが、1年早く夢を実現することになった。上野監督は監督に就任して4年目の快挙で、箱根を目指して改革を続けていたようで、マスコミでも大きく取り上げられた。
上野監督は、現在37歳のようであるが、彼が高校3年の時(2004年)、インドのプーネというところで、アジアクロスカントリー選手権が開催され、男子では、北村聡くん、佐藤悠基くん、東野賢治くんとともに、ジュニアの部に参加していた。その時は、優勝は北村、第2位は佐藤、上野くんは第3位であったと記憶する。その代表チームに役員として同行していたので、特別に親しみを覚える。飛行機の中でも一緒に座り、いろいろな話をしたことを覚えている。佐藤くんは、1年下であるが、上野くんに負けないくらい、大学時代も、実業団でも活躍していたので、メンバーの活躍ぶりが嬉しく陰ながら応援していた。
今回、上野くんが立教大の監督をやっていたことは知らなかったが、4年目で本大会の出場キップを得たということなので、快挙といえる。1月2-3日の本大会は、家の近くの国道を走るので、毎年沿道に出て応援している。また、楽しみが一つ増えた感じである。それにしても、あれから18年、光陰矢の如しである。
日刊スポーツ記事(10/15): https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202210150000189.html
アジアクロスカントリー大会【2004年】:http://romanflight.web.fc2.com/Travel-Pune.html
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