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台湾の新総統に民進党の頼清徳氏が就任

2024年05月22日 05時47分09秒 | 政治

5月21日の「大下容子ワイド!スクランブル」では、頼清徳氏と交流のある東京外語大学の小笠原名誉教授をゲストに迎え、1月の台湾総統選で勝利した民進党の頼清徳氏(64)が20日に新総統に就任した関連特集を報道していた。ゲストは、新総統はどんな人物かを詳細に紹介してくれた。2期8年にわたり総裁を務めた蔡英文氏の後継となるが、頼氏は就任演説で、中国に対し軍事的・政治的威嚇をやめるよう要求。平和が唯一の選択肢であり、中国政府は台湾市民の選択を尊重する必要があると訴えた。中国側に改めて協議を呼びかけた上で「中国には台湾に対する軍事的・政治的威嚇をやめるよう求めたい。台湾とともに国際的な責任を果たし、台湾海峡・地域の平和と安定の維持に懸命に取り組み、世界に戦争勃発の恐れがないことを確実にすべきだ」と述べた。

これで3期連続で、民進党が政権を取った形であるが、国会は、わずかに国民党が多数を占めており、ねじれ国会となっているので、対中政策についても、課題は多いといえる。中国と台湾の関係は、政治的に複雑で、多くの専門家がいるので、素人のコメントは不要であるが、香港の悲劇的な現実を見る限り、台湾の現状維持の主張は正しいものと判断される。中国は台湾の若者を優遇する政策を取っているが、警戒を要する。中国では、いい大学に入るのに競争が激しいが、台湾の若者に対しては、その入学試験を免除したり、中国に取り込む政策が見え見えである。中国は、お金に物を言わせて、若者だけでなく、世界中の優秀な技術者に多額の金銭的援助をする等中国に厚遇で招いており、中国の世界制覇の野望が見え隠れする。

台湾は、自分にとって最初の海外旅行先で、その後も合わせて5回ほど旅行しており、大好きなテレサ・テンの母国でもあるので、親近感が強い。一方、中国は、歴史的遺産も多いので、観光的には魅力があるが、中国共産党が特権的支配している現在の中国は好きになれない。ここに来て独立宣言なども不自然だし、現状維持でよいと考える。中国が台湾に軍事侵攻するという台湾有事などは現状ではあり得ないし、日本が米国によって軍事協力するよう操られているだけのような気がする。

朝日新聞デジタル(5/20): https://www.youtube.com/watch?v=OAVLWT4i148


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