大阪万博まですでに300日を切り、パビリオンの建設遅れ、大屋根リングの壮大な無駄、地盤沈下問題、硫化水素による悪臭問題、交通渋滞、予算を超える莫大な経費、目玉の欠如、国民の無関心と問題だらけであるが、ここに来てメタンガス爆発問題という安全上の問題がマスメディアでも取り上げられるようになってきた。公開写真を操作する等万博協会による隠蔽工作の疑いもあり、TBS報道特集からもわかるように安全対策についての協会の無責任体質が露呈されている。
また、ここに来て、夢洲の万博会場隣接のコンテナヤードから猛毒を持つヒアリが550匹も見つかったという物騒なニュースが流れた。当然ながら、海外からコンテナーにまみれて入ってきたものだと思うが、万博ソングの「世界の国からこんにちは」なんて洒落にもならない恐ろしい話である。環境庁からも通達が出ており、今後ウォッチが必要となると思われるが、万博協会は無責任な呑気な対応に見える。夏場なので、熱中症や台風の影響も予想され、怖くて行くことすら躊躇する。安全対策はちゃんとできているのであろうか?
今、万博会場の工事見学ツアーが開始されたようであるが、参加者は、写真の撮影は1枚に限定という北朝鮮並みの対応であることにも驚く。写真に撮られるとやばいことでもあるのであろうか?小中高生を無料で招待するというプロジェクトもあるようであるが、動機が不純だし、子供たちの安全上の問題も看過できない。大阪維新も駄目だが、岸田政権も輪をかけてお粗末なので、万博の失敗は目に見えているようで怖い。予算のオーバー分は誰が面倒みるのであろうか?
TBS報道特集(6/30 約22分): https://www.youtube.com/watch?v=sCLboygYKcI
一月万冊(7/1): https://www.youtube.com/watch?v=3X9rD7uetqw
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