浪漫飛行への誘(いざな)い

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終活準備着々

2018年10月15日 23時23分12秒 | 人生
10月15日に我が家から1分のところにあるお寺の永代供養納骨堂の特別壇を購入した。次男で、お墓を持っていないので、いつかは何かしなくてはと思っていたが、妻の友人がこの納骨堂を利用していて、なかなかよさそうだということで、早速話を聞きに行って、現場も見せてもらった。納骨堂というのは、お墓のマンションみたいなもので、ある壇を購入し、そこにお骨を納めるのである。購入した壇は、4人まで納骨でき、最後の人が納骨されてから、33回忌まで永代供養されるという。

このお寺は由緒ある名刹で、1285年に日蓮の弟子、天目により創建され、15世紀には五重塔(今は礎石のみ展示)を含む七堂伽藍が建立されたほど大きなお寺であり、江戸時代には徳川家康がそこを宿所としたことから、将軍家との縁も深く、三代家光は44回も来ていたようである。

今どき、新しいお墓を購入するなどありえないと思っていたが、このような有名なお寺に手軽なマンションタイプのお墓ができていて、そこと縁ができるとはなかなかよさそうな印象を持った。購入代金には、永代使用料、永代供養料、年間管理料、戒名料、墓誌料等がすべて含まれているので、それ以外の費用は一切かからないという。宗派も全く関係なく、檀家になる必要もないとのことであった。

ポイントは、一般的なお墓を購入するよりはるかに安い、家から1分で便利、納骨堂の特別壇はできて、まだ1年ちょっとで真新しく、壇は漆の青色でイタリア製なので高級感がある。値段は一般的な納骨堂より、少し高いかも知れないが、日蓮が亡くなった10月(お会式の法要)に購入した場合、50万円の値引きをしてくれるという。販売が好調で、残り少なくなっていることと、家からすぐのところにあることが決め手で、説明を聞いて翌日には購入契約をした。年間管理料がゼロということもあって、若い人の生前購入が多いというのも時代の流れかも知れない。

これで終活の内、お墓の問題は解決した。自分史の作成も、デジタル自分史としてホームページ上でほぼ完成している。過去のアルバムは50冊以上あるが、すべてデジタル化しているので、いつでも断捨離可能である。節税のため、生前贈与も実施しているが、そんなに財産があるわけではないので遺書は書いていない。財産目録、生命保険一覧、パスワード一覧等も作成済みである。

海外旅行は、102か国まで来ているので、最終目標を煩悩の108とし、あとヵ6か国は旅行したいと考えている。また、定年後、カナダで6か月のロングステイの経験があるが、今後も可能であれば、海外ロングステイ(冬はマレーシアかオーストラリア、夏はカナダかドイツ等のヨーロッパ)に再度挑戦してみたいし、東京オリンピックもボランティア活動で最後のご奉公をしたいとも思っている。明日はどうなるかわからない年になったが、終活準備は着々と進んでいる。
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