78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎年度末だから「仕事」について超長文を書いてみた(前編)

2012-03-31 20:50:31 | 思ったことそのまま
明日から新職場ということで、
一度気持ちの整理をつけようと思い、
今一度「仕事」について考えてみた。



「仕事」とは何か。



社会人一年目の・・・建設業・・・なのかな?
ほぼ雑用や、上司の手元をやるだけの1年4ヶ月だった。
それを仕事と呼んで良いのか、それで給料を貰って良いのか、当時は悩んだ。
上司の立場になりたくても、なる事は一度も無かった。


そして、接客業の前職の「とび職」。足場である。
もはや使い物にならず、怒号とグーが飛び交い、最終的には給料まで減らされた。





そういう経験があるからこそ、漫画喫茶へのヘルプ出勤は何度も悔しい思いをした。
当方の配属する姉妹店舗と、ヘルプ先の漫画喫茶では、仕事内容が異なる点が多い。
入社して10ヶ月も経っているのに配属スタッフの何分の1レベルの動きしかしておらず、
何度も迷惑をかけ足を引っ張った当方は、「仕事」をした事になるのだろうか。
「役に立った」とか「助かった」とか、あるいはそれに類する台詞を言われて
初めて「仕事」をした事になるのではないか。

研修初日から姉妹店舗配属で、姉妹店舗しか知らなかったY社員が、
漫画喫茶へのヘルプ2回目、“27”の店舗に初めてシフトインしていきなりフロントに立った。
15回も“27”の店舗に行った当方がなかなか立たせてもらえなかったフロントにである。
POSレジの仕様も操作も両者で全く異なるから、仕方ないといえば仕方の無いことだった。
それをYがいきなり習得。“27”はYの事を「姉妹店舗に置いておくのは勿体無い」と大絶賛していた。
当方はそんな事一度も言われたことが無い。そこまで言われて初めて「仕事をした」事になるのではないか。
そう思う度に涙が出そうなほど悔やんだ。



そもそも当方やYみたいに姉妹店舗に配属されるのが異例なのだ。
95%の人は漫画喫茶に配属される。学生アルバイトでもオジサンでもオバサンでも漫画喫茶のフロントに立てるのだ。
それが何を意味するのか。

「漫画喫茶の仕事は誰にでも出来る」

という事なのだ。POSレジも姉妹店舗の何倍も複雑で難しいと思っていたが、原理さえ理解すれば楽勝だった。
「別に難しい事はないんですよ」とか「簡単ですよ」とか、何人もの人に何度も言われた。


「当方さんがウチに来てもフロントに立てないんですよ」


上司に電話する“27”を盗み聞きしたその台詞を今でも忘れてはいない。

当方は役に立てていないし、助けになっていなかったのだ。


本当に悔しかった。


全ては姉妹店舗に配属になったから。
最初から漫画喫茶に配属して10ヶ月やっていれば、漫画喫茶のフロントには余裕で立てているはずだった。
“27”に迷惑をかけることも、足を引っ張ることも無かったはずだった。



仕事をするとは何か。
役に立つとはどういう事か。

それを考えていた矢先、3月26日の事だった。


(つづく)

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