78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎年度末だから「仕事」について超長文を書いてみた(中編)

2012-03-31 20:54:07 | 思ったことそのまま
2012年3月26日。


この日から5日間、当方は派遣のスポットバイトをしていた。


その初日は、南太田の某DVDレンタル店。
そう遠くない場所に姉妹店舗の新店が存在する、なんともいえない運命の地。

リニューアルオープンを翌日に控えたこの店で、
DVDの棚を拭いたり、POPを張り替えたり、CDを陳列したり、
雑魚でも出来る仕事をただ淡々とこなすのみ。
そりゃそうじゃ。「派遣」は皆雑魚なのだ。
精鋭が集う“27”の店舗の配属スタッフを仮に10とするなら(今や姉妹店舗も10に近づきつつある)、
派遣スタッフなんて0.05とか0.03だ(ゴムか)。

しかし、途中で大量のダンボールをA地点からB地点へ運ぶ作業があった。
派遣の人数は3人。
例えば、一人ひとりがAからBへ運ぶ。それが一番単純だった。
だが当方は迷わず提案した。

「 リ レ ー しませんか?」

運ぶ途中で他の作業者とぶつかったらその人に渡す。渡したら逆戻りして他の作業者とぶつかったら受け取る。その繰り返しである。
引越しのバイトを数回経験しただけの当方だが、その方法は引越しでは常識だった。
そのほうが効率が良いのである。

そう、「効率」。

「効率性重視ですよ」
“27”の名言が蘇る。

3人でリレーを行った。大量のダンボールが次々にBへと積まれていく。


「今日は本当に助かりました。ありがとうございました」
作業終了後、指示担当の女性のお言葉だった。


え?










0.03の人が3人いて、助けになるようなことはしていないはず。
だって当方が、“27”の店舗に何回行っても一度も助けになれなかった当方が、
初めて勤務するレンタル屋で何が出来たと言うのだ。

すると、女性は更に口を開く。


「リレーには痺れましたね。あんな早い方法があるなんて」



ああ、そうか。こんな単純なことでも助けになれるんだ。



今まで考えてきたことが180度ひっくり返った。
もしかして難しく考えすぎていた?




明日から新職場。
コンビニ。一応社員である。


コンビニは漫画喫茶同様、そんなに難しい事はしていないはず。
それこそ学生からオジサンオバサンまで、誰にでも出来ている。



どうすれば「仕事をした」事になるのか。

どこまで頑張れば給料を頂く資格を得られるのか。



考えないと。とにかく考えて、行動に移さないと。



1年間接客をやってきて、当方が褒められた数少ない事は何だったか。
2つか3つはあったはず。
まずはそれを伸ばす事を考えよ。

お前なら出来る。
You can do it.




そして最後に書いておきたい事が・・・


(つづく)

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