78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎指原速報4位に見るAKB48の今後

2012-05-27 01:12:42 | 思ったことそのまま
夢を追い続けているうちに
迷路に迷い込んでしまう人。

夢を掴んだのに
強く握りすぎて粉々にしてしまう人。



叶わぬ者に悩みがあるのなら
叶いし者にも悩みがある。



それは、夢を叶える事がゴールではなく、序章の1ページ目に過ぎないから。




アイドルオタクからアイドルへと転身したAKB48の指原莉乃。
夢を叶えた彼女は、ついにAKB総選挙で神の7人に入るかもしれない。

速報4位がそれを予感させた。

昨年の場合は、速報から最終結果で順位を3ランク以上下げたメンバーは選抜の中では1人しかいないのだという。
つまりここから下げても6~7位に留まるかもしれない。
前田が辞退した事も相まって、神の7人入りはほぼ確実と言える。


だが、皆さんもお察しの通り(察してねーよ)、最近の彼女は何かがおかしい。
ラジオの生放送で泣いたり、政見放送でも泣きそうになったりと、
情緒不安定というか、心に何らかの迷いがあるのは素人目でも分かる。


ある人はこう言った。
「指原は順位が上がらない方が良かったのではないか。
毎年15位、16位あたりで気楽にやっている方が
彼女を苦しませずに済んだのかもしれない」



>ついに。
>それでも好きだよ
>が発売します。

>たくさん悩みました。
>贅沢な悩みだとわかっています。

>今回のことで、うんざりされたファンの方、たくさんいらっしゃるんだろうなとおもいます。

>でも、その分、応援してくださる方が、います。

(本人のブログより)



人から見れば贅沢な悩みだとしても、
本人にとっては真剣な、そしてとても重い悩み。
それは誰でも一緒。
難聴者が耳の事で悩むのも
健常者が友達が出来ずに悩むのも
本人にとっては重い悩みに越したことは無い。



それでも今年の速報は4位で、既に9337票も獲得している。もう後には戻れない。
国民的アイドル、その中でもトップクラスになってしまった故の苦悩を、乗り越えなければならない。






またある人はこう言った。
「もし指原が5位以内になったらAKBは本格的に終わりだろう」

下にはかつての神の7人、板野や小嶋さえもいる。

彼女らを差し置いて、『何をやっても駄目な所が魅力』のヘタレキャラ指原が上位に来てしまうことが
AKBそのものにとってどれだけの危機なのか。


大島の言う「世代交代」がリアルに来ているのか。
世代交代をしても尚、AKBは不動の人気を維持出来るのか。



……まあ、ファンでも何でもないからどうでもいいけどね(マテ

◎AKBをあまり知らない人が総選挙ベスト16を予想してみた

2012-05-22 13:41:31 | もはやチラシの裏レベル
01 大島優子
02 高橋みなみ
03 篠田麻里子
04 柏木由紀
05 渡辺麻友
06 小嶋陽菜
07 指原莉乃
08 板野友美
09 松井玲奈
10 横山由依
11 松井珠理奈
12 北原里英
13 高城亜樹
14 宮澤佐江
15 秋元才加
16 峯岸みなみ

次点
17 山本彩
18 河西智美
19 大家志津香



一応、過去の結果とか最近の動向とか2chとか見て書いてみましたが・・・
すごい外れまくりそう。

ポイントは
・横山(前回19位)は間違いなく上がる(19位が翌年急上昇する法則)
・前田票が高橋に流れる
・秋元はいいとも効果で上げる
・神の7人は前田OUT指原INで後は入れ替えなし(板野は上げる要素が見当たらず)


てかSKEとかNMBとか支店の動向が全く読めない。
大体山本彩って誰?

◎誰かのために人は生きてる

2012-05-19 05:08:03 | 思ったことそのまま
更新放置してすみませんでした。

正式配属の店舗に異動し、ネクストステージが始まって早2週間弱。
それは激動という言葉が相応しかった。



研修の店舗にいた頃は「居てくれて助かりました」と確かに言われた。
当方が居る事に意味があった。当方の居場所があった。



だが今は、助けになんかなっていない。
迷惑ばかりかけている。何回も怒られている。



「居てくれて助かった」時代は終わり、「居るのが当たり前」になった。
このままでは当方の居場所が無くなる、そんな気さえした。



この感覚、前職の漫画喫茶と姉妹店舗の違いに似ている。



正式配属だった姉妹店舗は、当方の居る意味は確かにあった。
遅刻や欠勤をせずに、誰にでも出来る簡単な仕事を消化していくだけで存在意義を見いだせた。

だが、漫画喫茶にヘルプ出勤した途端、「居るのが当たり前」になった。
人数が少ないからヘルプとして行ったのに、居るだけでは感謝されない。
ちゃんと効率よく、早く丁寧に動き回らないと「役に立たねえな」としか思われない。



その感覚がまさに今いる店舗なのだ。



人が増えれば単純にプラスになるわけではない。

せめて1+1=2を成立させねば……

◎AKBという女 ~コンビニ研修総括その2~

2012-05-07 14:20:36 | 思ったことそのまま
当方が4月1日に入社した時点で、女子高生バイトのAKB(仮名)は「トレーニング中」の名札が無かった。

普通に仕事をしているので正直すげえなと思った。

後に、彼女が当方より僅か10日前に入ったばかりで、それまで接客の経験が一切なく、しかも高校2年である事を知った。


10日しか差が無くて、当方とこんなに差があるなんて。


初日に見たAKBの姿。


とどのつまり、10日後には当方もこうなっていなければならない……はずだった。



そして10日後。



当方は「トレーニング中」の名札を外す権利を得られなかった。

てか未だに外れていない。


AKBの10日目>>>当方の10日目

が確定し、当方は負けた。女子高生にすら負けた。



もしも人生をやり直せるなら、高校生の時点でコンビニのバイトをしたい。

女子高生バイトとタメ口で会話をしたい。

今のAKBや鈴木杏(仮名)、H、M1、M2、M3がそうであるように。

彼等、彼女らにとってはそんな事なんでもない日常なのかもしれないが、
それがとても貴重な体験である事を、大人になってから知る事になるだろう。

イヤ、会話だけではない。仕事そのものにも価値がある。
お金の為にやっているだけかもしれないが、高校生のうちから接客の経験をするというだけで、お金以上の価値がある。



高校生バイトは皆真面目だった。

大人の汚い部分を知る前の彼等、
世の中は不真面目では生きていけないが、真面目すぎても生きていけない事をまだ知らない彼等。



彼等から学ぶ事は少なからずあったと思う。



彼等に負けないよう頑張らねば。





今日からネクストステージです。

◎店長という女 ~コンビニ研修総括その1~

2012-05-06 22:32:04 | 思ったことそのまま
「本当に助かりました。ありがとうございました」

研修最終日、ついさっき店長(アラフォー?の女性)に言われた言葉。


助かった……本当に?
こんな当方が感謝される程に助けになるような事なんてしたのだろうか。



「助かった」ほど、どうしても素直に受け止められない言葉は他に無い。


社交辞令かもしれないし、当方を気遣ったのかも知れない。



ただ、もし「助かった」が本当の本心の言葉だとしたら、こんな結論に至る。


『コンビニもっと早くやってりゃ良かった』



コンビニを経験してから漫画喫茶に就職すれば良かった。
順番が逆だったよ……




一年前、接客ほぼ未経験の状態で漫画喫茶の研修に挑み大惨敗、わずか5日で姉妹店舗への異動を命じられた。

それまでにコンビニの接客経験が一ヶ月でもあれば、大好きな漫画喫茶でずっとやっていけたような気がする。

そして、“27”を助ける事も……



漫画喫茶で働けなかった事、
漫画喫茶ヘルプで“27”を助けられず迷惑ばかりかけた事は今でも悔しい。
本当に簡単な事が出来なかったから。



コンビニでそれなりに過酷な研修を乗り越えてきた今の当方なら、漫画喫茶で互角に戦える存在になれたかもしれない。



姉妹店舗なんていう生温い環境に一年いて何が変わったというのだ。

いざ漫画喫茶にヘルプに行ったらたった一人の女性すら助けられなかったというのに。



ああ、コンビニ……もっと早くやってりゃ良かった……。

◎記憶の海の底であなた求めている

2012-05-05 23:42:10 | 思ったことそのまま
当方は人生の迷子である。


建設業→新聞配達→鳶→漫画喫茶(の姉妹店舗)

と仕事を転々としてきて、いずれも長くは続けられなかった。



そして辿り着いた先は「コンビニ」。

そこは高校生でも出来る簡単な仕事だった。



ぶっちゃけ親には「一生の仕事にはするな」と言われている。

イヤ、今に限らず新聞屋も姉妹店舗の時も言われていたが。

そもそも親がどうこうとか関係なく今の仕事をずっと続けているかなんて分からないし

過去の傾向からして来年の今頃、イヤ半年後でさえどうなっているか分からない。

今はただお金のために仕事をしている、ただそれだけのこと。




今まではただ何となく生きてきた。

でもこれからは、今までと同じではいけない。

変えていかなければならない。


何故なら





“27”と出会ったから





ほぼ毎回“27”の名前を出して申し訳ないが、

未だに彼女のことを時々思い出しては考えている。



“27”から得たこと、学んだものをどんどん出していかなければならない。

それが、“27”を一度も助けられなかった自分に出来る、せめてもの償い。





今までも、そしてこれからも、

“27”を好きになったという事実だけは

無駄にしたくない。





いよいよ研修は明日(今日)で終わり、当方は次のステージへと向かう。



◎記憶の海の中に笑うあなたがいる

2012-05-03 07:54:01 | 本当の日記はこちら
当方の異動は5月7日からに変更になった。

今の店舗にいられるのは5月6日まで。



まだ数日あるが、早くも別れが訪れた。

5月1日、女子高生バイトの鈴木杏(仮名)と男子高校生バイトのM2と組むのがファイナルとなった日。



実はその前日にオーナーからリアルなダメ出しを喰らってしまい、心に迷いや動揺があった。

この一ヶ月、ただ女子高生に嫌われたくない一心でやって来た。そのほうが迷わず前に進めた。


しかし、ダメ出しにより豆腐メンタルは崩壊し、女子高生がどうとかそんな次元の低い話ではない事に気付かされた。

社員とは何なのか。お金と勤務時間以外でアルバイトと何が違うのか。

クズな当方でも出来る事、当方でなければ出来ない事は何なのか。

そんなことばかり考えていたら、ミスを連発した。今までにないほどヘタレになっていた。



当方がクズ人間である事はこの日で完全にバレただろう。

鈴木杏の表情が8割方冷たいような気がした。

それでも何回かは表情が緩んでくれた。



当方「すみません、今思い出したんですけど◎◎店(7日からの配属先)に電話する事になっていたので
今電話しに行ってもいいですか?」

マネージャー「イヤ、私に聞くことじゃないですよ。鈴木さんに言ってください」

鈴木「(笑)」



みたいな流れで数回笑ってくれた。
いずれも笑わせようとしていない。当方が素でヘタレていたら笑われただけのことだ。



それが例え馬鹿にする意図で笑っていたとしても、笑顔を見るだけで当方は何だか安心してしまう。




そういや“27”も当方のヘタレや挙動不審な動きで笑ってくれた。

◎記憶の海の底にひとり溺れたまま

2012-05-03 00:06:49 | 思ったことそのまま
例の早退した大学生バイトですが(一つ前の記事参照)、結局辞めてしまったようです。



まあ、あんな醜態を晒してしまっては、メンタルが鋼鉄レベルでタフでもない限り、二度と顔を会わせられないでしょう。



それでも彼には乗り越えて欲しかった。



当方の、あの程度のアドバイスでは何も響いてくれなかったようだ。
当方はまたしても助けになれなかった。これで何度目だよ。



このまま誰も助けられないまま、ただ目の前の仕事をこなすだけで精一杯の日々が続くのだろうか。





◎悔しくて切ないけれど明日には笑えるように

2012-05-01 10:42:46 | 本当の日記はこちら
最近、記事タイトルを歌詞の一部にしている事が多いのですが
探すのが段々めんどくさくなってきた(ぶっちゃけた)。





数日前の話。

ある準夜勤の大学生バイト(2日目)が早退してしまった。



21~22時のあたり。
仕事帰りのお客様がガチで殺到する時間帯。


レジで大量のお客様と格闘していた矢先、明らかに様子が変になっていた。

マネージャーの指示で当方が彼をバックヤードに連れて行き、椅子に座らせる。



飲んだ後かよっていうくらい顔が真っ赤になっていた。




当方「大丈夫ですか?」

「ハイ、もう大丈夫です。ほんとすいません、ありがとうございます」

当方「お客様が来すぎてあがっちゃいました?」

「ああ、まさにそんな感じです」



やばい。このままだと辞める。
当方は悟った。大学生がコンビニのバイトを辞めたところで失うものは何もない。
だがこっちは一人でも減られては業務に支障がありすぎて困る。
ここは何か言わねば。まだ入社3週間だけど、6~7年のアドバンテージがある人生の先輩として。



当方「僕も最初はそんな感じでした。そりゃあれだけお客様が来ますからね」



イヤ、実際は彼ほどあがったり顔が赤くなったりはしなかったが、そう言うしかないだろう。
というか、どちらかというと前職で漫画喫茶の研修をしていた時の自分と重ねていた。
コンビニの最初よりは漫画喫茶の最初のほうがヤバかったから。

その漫画喫茶での研修を乗り越えられず、姉妹店舗に異動になった悔しさは今でも忘れない。



彼には乗り越えて欲しい。当方みたいになって欲しくない。

そんな思いでアドバイスを送った。



当方「でも慣れれば何とも思わなくなりますよ。
それに、コンビニの仕事は誰にでも出来ます。
仮にも社会人を4年やってる僕が言うのですから間違いないです。
これより難しい仕事はたくさんあります。
そういうのを色々経験してきましたから」



なんか色々突っ込み所満載だが、
高校生にも出来る時点で「誰にでも出来る」は普遍の真理。
それを伝えたかった。


その後、彼は家に着いただけで
「ご心配おかけしてすみません、無事に帰れました」
と丁寧に電話で報告までしてくれたので、


まだ頑張る気はあるのかもしれない。




ただでさえ週1~2ぐらいしかシフトインしていないようで、
それ以後、彼はまだ一度も来ていない。

果たしてまた来てくれるだろうか。

乗り越えてくれるだろうか。