78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎『なつぞら』第14~16週(96話まで)感想……夕見子、雪次郎、麻子、坂場……それぞれの恋模様。そしてなつの恋は!?

2019-07-25 10:41:37 | 思ったことそのまま

<第14週『なつよ、十勝さ戻ってこい』79~84話>

  • 東洋動画では、短編映画の制作が決まり、なつ(広瀬すず)と麻子(貫地谷しほり)は、その原画を任されることになった。演出部から坂場(中川大志)も加わり、3人は企画を考えることに。ところが、なんでも勝手に決めていってしまう坂場のやり方に、麻子は不安を覚える。そのころ北海道・十勝に突然の訪問者が。その女性が、なつと生き別れになった妹であることを直感した富士子(松嶋菜々子)は、感激のあまりそのまま千遥を抱きしめる。千遥が十勝の柴田家に来ていると電話で報告を受けたなつは会社を早退。咲太郎(岡田将生)も飛び込むように風車に帰宅し、なつとともに妹の消息がわかったことに安堵し、すぐに十勝にかけつける準備を進める。そのころ十勝では、柴田家を前にした千遥が、なつたちを待たずに帰らなければいけないと言い出し・・・

 

なつの妹・千遥役・清原果耶さんの演技力に尽きる。もう登場できないのが惜しい。
5分版で良いから今すぐこの動画を観て、ホント。
当時の「置屋の娘になった」って安心できる状況では無いのだけどね。
もちろん本編ではそのへんはぼやかしているけど。
色々と言いたいことはあるけど、まずは女優・清原さんの今後のご活躍に期待しよう。

 

<第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』85~90話>

  • なつ(広瀬すず)の帰省中、北海道大学に通う夕見子(福地桃子)まで柴田家に帰ってきた。夕見子の言動に富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)、泰樹(草刈正雄)までもが振り回され、柴田家につかのまの日常の風景が戻ってくる。その夜、なつと夕見子が枕を並べていると、夕見子はなつの童話集を手に取り、なつたちきょうだいの姿がある童話に重なって見えると語り出す。東京に戻ったなつと咲太郎(岡田将生)は、十勝でのできごとを亜矢美(山口智子)に報告。亜矢美は千遥の心の内にあるものを察する。翌日、東洋動画に出社したなつは、下山(川島明)、麻子(貫地谷しほり)、坂場(中川大志)から、短編映画の企画案を求められる。そこでなつは、十勝でヒントを得た企画について話し出す。やがて、なつが初めて原画を務める短編映画の制作が始まる。

 

久々の東洋動画メイン週。
そしてあの大物監督がモデルではないかと言われている神地の初登場週。
これ以上面白くなってどうするんだよ。

なつの原案で
坂場が方向性を提案し
神地がアイデアを出す。

麻子さん蚊帳の外状態。そして翌週にあんなことが……。

なつがコッペパンを食べるシーンが減ってカフェのシーンが増えたのも、金銭面で余裕が出てきている証拠だね。目まぐるしく時が進むので、そういう細かい変化を入れてくれるのはありがたい。

5分版でもしっかりと印象を残していくモモッチ。何度も言うけど好きです。

あと、90話ラストのダンス良かったね。5分版にも入れて欲しい。

 

<第16週『なつよ、恋の季節が来た』91~96話>

  • 風車に、なつ(広瀬すず)や坂場(中川大志)、雪次郎(山田裕貴)たちが集まる。その中心にいるのは北海道から上京している夕見子(福地桃子)。夕見子は恋愛観について語るが、なつにはまったく理解ができない。ある日なつが帰ると、夕美子から泰樹(草刈正雄)に似た風貌の男性を紹介される。この男性こそが夕見子と東京にやってきた高山だった。なつをはじめ亜矢美(山口智子)や咲太郎(岡田将生)は高山と会話をしようと試みるが警戒心が強く、打ち解けられない。東洋動画では、なつや麻子(貫地谷しほり)たちの描いた原画に演出担当の坂場(中川大志)は何度も描き直しの指示を命じ、周囲は坂場の進め方に疑問を持つ。そんな中、背景画を担当する陽平(犬飼貴丈)を訪ねたなつは、自分の知らなかった坂場と天陽(吉沢亮)のつながりを知らされる。

 

ついに夕見子メイン週。駆け落ちという謎のテーマをぶっ込み、あっさり片付ける謎脚本。

そして96話で青天の霹靂。麻子がいきなり「私、結婚するの」「学生の時に付き合っていた人からプロポーズされた」と爆弾発言。

そもそも彼氏居たのかよ! っていう。

天陽の結婚の時もそうだけど、何の伏線も張らず、しかも台詞だけで済ませるのはどうかと。

坂場のあれはプロポーズなのか? なつも返事しちゃったから確定なのか?

なつよ、本当に坂場でいいのか? なつよ、なつよ、なつよ………

 

それはそうと、↓坂場の後ろに居る男、誰だっけ?

 

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◎京アニ放火事件に思う「昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな」

2019-07-20 01:22:20 | ほぼ週刊サンマイ新聞

 京都アニメーション放火事件によって亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 また、怪我を負われた方や、心を痛まれた全ての方の一刻も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

 

 京アニやその作品に対する想いを書こうか迷ったが、今回の事件は京アニ以前の問題なのでやめておく。犯行動機は不明だが、どんな動機であろうとも、日夜身を削ってアニメーションを制作する罪なき人を何十人も犠牲にしたのは決して許される行為ではない。

 犯人に観て欲しかった、そして今からでも全ての国民に観て欲しい作品がある。京アニの作品もだが、その前に『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』だ。

 

※追記:『青ブタ』は京アニ制作ではありません。それでも観て欲しいのです。ちなみに略称は「あおぶた」と読みます。

 

 前回の記事でも『青ブタ』を取り上げた。ただその時は事件が起きる前だった。当方は事件が起きた今もなお、いや今だからこそ、『青ブタ』のTVアニメ版と、その続編となる劇場版をどちらも観て欲しい。

 

 もっと早く魅力を発信すべきだったことは後悔している。実は6月18日、劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』(TVアニメ版とタイトルが異なります)を観た日の夜、ある人にLINEでこんな文章を送っていた。

 

>青ブタを観に行き、あまりにも凄すぎたので思わず連絡してしまいました。
>TVシリーズ13話をちゃんと観てきた人にしか味わえない驚きと感動がありました。
>今の気持ちを上手く説明できません。色々と考えさせられたし、ボーっと生きずに一日一日を大事にしたいと思いました。

 

 個人的にはこの人にだけ感想を伝えたという事実を大事にしておきたかった。なのでブログやTwitterには感想を書かなかったが、今はそんなことも言っていられない。短くまとめるならこの感想が全てである。もう少し言うなら“命”についても深く考えさせられた。

 

 

 

 上の画像は劇場版のキービジュアルである。左の女性が牧之原翔子。主人公・梓川咲太に多大なる影響を与え、劇場版ではメインとなる謎多き少女だが、彼女がTVアニメ版の11話で咲太に言った台詞が今でも忘れられない。

(※TVアニメ版はGYAOで全13話無料配信中。ただし7/24まで)

 

「私はね、咲太君。人生って優しくなる為にあるんだと思っています。昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいなと思いながら生きています」

 

 時と場合にもよることを前提で書くが、根本では全ての人間が優しい心を持つべきだと当方は思う。

 今当方が言いたいのは2つだけ。

 一つは、人に優しくして欲しい。

 もう一つは、人に「優しい」と言って欲しい。

 自分が優しくなるだけでなく、誰かのことを少しでも優しいと思ったら素直に「優しいですね」と褒めて欲しい。

 たった一言、その言葉で救われる人は必ず居る。そう信じて欲しい。

 

(#37:1124字)


◎大胆予言!『天気の子』はYahoo!映画の評点で『青ブタ』を超えられないだろう

2019-07-18 03:35:09 | ほぼ週刊サンマイ新聞

新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイド

 

 4.39という数字からこの記事は始まる。TVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は、公開から早1ヶ月が経過したが、2019年7月18日現在のYahoo!映画におけるユーザーレビュー欄の評点が4.39なのだ。5点満点でこの数字はかなり高いと言える。ちなみに同日時点で『トイ・ストーリー4』は2.95、『ミュウツーの逆襲EVOLUTION』は3.83、既に興行収入が90億円を突破している『名探偵コナン 紺青の拳』でさえも3.63に踏みとどまっている。

 

劇場版 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない 劇場パンフレット

 

 劇場版『青ブタ』は知名度こそ高くない作品だが、僅か31館での公開ながら興収は2.5億円を突破し話題となっている。個人的には2019年公開のアニメ映画で最も泣ける作品に認定したいくらいである。何なら明日19日に封切られる新海誠監督の最新作『天気の子』よりも感動できるのでは、と言いたいのだ。

 

 新海作品といえば『君の名は。』が興収250億という邦画歴代2位の数字を記録したことで有名だが、確かにこれも感動した。だから『天気の子』もやってくれるのではないかとの期待を抱く国民は多いはずである。しかし繰り返すが、当方は『天気の子』よりも『青ブタ』のほうが感動できると予言する。

 

 一口に感動と言っても多様なパターンがあるが、劇場版『青ブタ』と『君の名は。』は“積み重ねの感動”という点で共通している。『青ブタ』はTVシリーズ全13話の続編として劇場版が公開されたので、TVシリーズからの積み重ねで感動やカタルシスが生まれるようになっている。TVシリーズを視聴したという限られた人にしか向けられていないのが本当に勿体ない。一方『君の名は。』は作品単体での感動もあるのだが、過去の新海作品を全て観てきた人にとっては“積み重ねの感動”にもなっているのだ。何故ならそれまでの新海作品に明確なハッピーエンドは存在しなかったからである。『君の名は。』の終盤で『秒速5センチメートル』を思い出した人は少なくなかっただろう。「そうか、秒速のようなバッドエンドをまた繰り返すのだな」と。しかし結果的に2人は再会を果たし、本当に度肝を抜かれた。「あの新海がついにハッピーエンドを作ってくれた」という“積み重ねの感動”だったのである。

 

 それはつまり、新海の物語は『君の名は。』で一区切りが付いたことも意味する。『天気の子』はどう足掻いても作品単体で観るしか無くなる。それが感動したとしても作品単体の感動でしかなく、新海作品で積み重ねの感動というカタルシスは二度と得ることが出来ない。ちなみに『君の名は。』のYahoo!映画の評点は4.12である。果たして『天気の子』は『青ブタ』の4.39を上回ることが出来るのか。あえて当方は不可能だと予言する。それでも内容は気になるので、観に行くしかないだろう。

(#36:1192字)

 

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◎『なつぞら』第11~13週(78話まで)感想……天陽もあっさり結婚し、なつの結婚相手の選択肢がどんどん狭まっていくが、まさか坂場なのか!?

2019-07-05 10:27:24 | 思ったことそのまま

モモッチ役・伊原六花2nd写真集『sáu hoa』

三村茜役・渡辺麻友2nd写真集『知らないうちに』

 

 

朝ドラ『なつぞら』の感想記事を書かないまま3週分も溜まってしまったので、

小野さんと芋子さんにはお休みいただいて、当方が簡潔に感想を語ります。

本編はどんどん面白くなっていき、溜めずにほぼ毎日観ていますよマジで。

 

<第11週『なつよ、アニメーターは君だ』61~66話>

  • 東洋動画で働くなつ(広瀬すず)たちは、数万枚におよぶ動画を描き上げ「白蛇姫」を完成させた。なつが風車に帰ってくると、新婚旅行で東京を訪れていた照男(清原翔)と砂良(北乃きい)の姿が。思い出話に盛り上がっていると、咲太郎(岡田将生)も帰宅。なつの2人の兄が、初めて顔を合わせた夜だった。日が変わり、咲太郎(岡田将生)の劇団の公演が幕を開け、なつは雪次郎(山田裕貴)とともに観劇に訪れる。興奮の中舞台は終わり、2人は咲太郎の案内で、舞台の主演女優・亀山蘭子(鈴木杏樹)と面会した。その日以来、なつはアニメーターになるための練習に一層励み、一方で蘭子の演技に魅了された雪次郎は、舞台に通いつめるようになる・・・。

 

前回の記事で触れなかったが、第10週で照男と砂良がついに結婚。絶世の美女・北乃きいが普通に柴田家に居るという違和感。

山寺宏一と鈴木杏樹がアフレコするというのは現代なら実に豪華である。鈴木さんも声優かと思えるほど演技が上手い。というか映画1本に役者2人しか使わない(兼役が多い)というのも時代を感じさせる。

なつは3度目の正直で動画の試験に採用となり、無事アニメーターになりますた。第10週のパイニャンの一件で熱意を見せたのが契機になったね。

上記のあらすじには一切書かれていないが、なつが妹・千遥を再び偲ぶようになる。兄・咲太郎は千遥の現況を知っていて、それが残酷(行方不明や死亡など)だからなつに隠しているものと思っていたが、咲太郎も本当に知らないと判明し驚いた。そして新聞記者の幼馴染・信哉の捜索により、千遥が住んでいたという家の場所が明らかになる。なつと咲太郎は終戦記念日にその家に向かう(ここまでが第11週)。

うーん、5分でまとめられた動画だと細かい部分まで思い出せず、感想があまり書けない(というかあらすじ説明しているだけ)。

にしても第11週だけで半年近くも経過。最近、時間の経過が早い気がする。

 

 

<第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』67~72話>

  • なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)は、生き別れになっている妹・千遥がいるはずの住所を訪ねる。部屋から出てきた若い女性の姿に息をのむ2人は、やっとの思いで声をかける。しかし、それは人違いだった。千遥の消息不明にショックを受けたなつは、咲太郎や亜矢美(山口智子)のなぐさめに対しても心を閉ざしてしまう。翌日、東洋動画に出社すると、仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)、下山(川島明)ら、アニメーターたちが集まり、キャラクター検討会が行われている。そこでなつは、唯一仕上げたキャラクターを提出するが、そのキャラクターを巡ってなつと麻子(貫地谷しほり)の意見がぶつかる。一歩も引かない2人に対し、仲たちは、ある提案を行う・・・。

 

千遥は10年以上も前に家出していた。なつのショックは計り知れない。咲太郎の『千遥のために描け』という台詞に無理矢理感が。

新作アニメ『わんぱく牛若丸』のキャラクター検討会では、なつが先輩の麻子に堂々と意見をぶつける場面も。この現実世界ではなかなか起きない下克上感が観ていて爽快になる。なつよ、ガンガレ(小並感)。

なつは20歳になり、飲酒の描写もチラホラ。酔った(演技の)すずも良き。

69話(6/19放送)は必見。まさかの麒麟・川島が2番目にクレジットされた(はずの)回。彼演じる下山の台詞がとてもカッコイイです。もうなつと結婚しちゃえよ。だって天陽君は……(※第13週で衝撃の展開に)。

『牛若丸』の制作があっという間に佳境になり、カチンコ君こと演出助手・坂場一久の登場がなつに衝撃を与える。71話(6/21放送)も必見です。というかここんとこ毎話面白くて必見です。

一方で雪次郎が川村屋を辞めて役者になりたいと言い出す。そして第13週は雪次郎メイン週となる。

 

<第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』73~78話>

  • 光子(比嘉愛未)から、雪次郎(山田裕貴)が川村屋を辞めると聞いたなつ(広瀬すず)。芝居の道に進む決意を固めた雪次郎を必死に説得するが、咲太郎(岡田将生)からは、本人の意思を尊重すべきだと諭されてしまう。数日後、なつたちが住む風車に、小畑雪之助(安田顕)、とよ(高畑淳子)、妙子(仙道敦子)がやってきた。雪次郎が芝居の道を目指した背景に、咲太郎の影響があるはずと考える雪之助は、にらむように咲太郎を見つめる。その後、雪之助たちは雪次郎がいるアパートに押しかけた。雪次郎は家族に自分の夢を切々と語るが、抵抗むなしく、雪之助に川村屋へと強制的に連れ戻されてしまう。

 

またまた咲太郎がやってくれました。

一人っ子なのに家系を継がないという当時では有り得ないアンチテーゼをどう視聴者を納得させる展開にするか、制作陣は相当悩んだと思いますが、上手く落としてくれたとは思います。

階段から落ちそうになるなつを坂場が助ける意味深なシーン、5分版でもしっかり入れていましたね。これは結婚フラグ? いやまさかね……

と思っていた矢先、帯広の幼馴染・天陽が結婚するという突然の知らせ。なつが悲しみの表情を浮かべるシーンこそあるが、天陽の兄・陽平の口から語られるだけで、結婚までの経緯が一切描かれていないし、ちょっと尺が足り無すぎませんかねえ。結局そのまま1年経ってなつもあっさり元気を取り戻しているし(その元気になるまでの過程も欲しかった)。

そして信哉も帯広へ転勤。これで東京に残ったイケメンは陽平と坂場くらいになる。坂場……いやまさかねえ。

モモッチのダンスはお見事です。演じる伊原さんは広瀬さんをべた褒めしてくれるので好きです。

 

 

<総評>

ようやく放送が1クール経過し、折り返し地点に。

やはり時間の経過が早く感じる。これはなつがアニメーターとして有名になった後にも何かありそうだ。

唯一のモヤモヤである天陽の突然の結婚は、第14週以降で補足が欲しいところ。

最近知ったのだが、なつ以外の出演者にも実在のモデルが存在する(らしい)ということ。

まゆゆ演じる茜はまだ脇役程度の出演しか無いが、モデルがあの有名な人では? と言われているだけに、今後メイン回は確実にあるだろう。

坂場のモデルもあの大物ではないかと囁かれており、もしそれが事実なら今後が楽しみで仕方ない。

いや本当に面白いっす。途中からでも観なきゃ損ですよ。

過去の放送は『5分でなつぞら』がYouTubeにもUPされているので、そちらを参考にすれば途中からでも話についていけるかと思います。まだご覧になられていない方も是非。

 

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