Rolling Stones "Honky Tonk Women" 1969 (Reelin' In The Years Archives)
さて、60年代ストーンズ特集の最後はこの曲である。69年だ。
中学2年生の始めの頃、友人がこの曲の虜になってしまって、いいんだ!と叫んでいたが、最初は何でこの曲がいいのかわからなかった。
なんか粘っこくて地味だなあと思っただけである。
まあ、普通のポップソングしか聴いていなかった私にとってはかなり高いハードルであった。
本日特集で挙げた曲の中で、もっともマニアックで、子供には理解できない曲だったと思う。
でも、当時のロック少年には聴き込むという技があった。
中学2年の後半くらいから、一生懸命聞き込んで、
「おっ、かっこいい!」と思えるようになっていくのである。
渋い音楽は聴きこまなければわからない。そして、渋い方が頭に残って、やめられなくなってしまうということに気づいていくのである。