Emerson, Lake & Palmer - C'est La Vie - Live In Montreal, 1977
全然ロックっぽくない、湿った感じのバラードです。
フランスっぽい雰囲気がすごい。
あまりにも、女々しい感じの甘ったるいバラードっていう批判もありますが、いいんじゃないでしょうか?
グレッグ・レイクのバラード力、ここに極められたって感じです。
オーケストラがバックで、すごい豪華です。
それにしても、ワークス・ヴォリューム1からELPはダイナミックな曲を作れなくなっていきました。まあ、「海賊」「庶民のためのファンファーレ」
みたいな名曲はありましたが、いわゆる血沸き肉躍る、ハラハラドキドキの曲が作れなくなります。
どうも、ライブアルバム「レディース・アンド・ジェントルメン」までで、革新的な才能はほぼ使い切っちゃったみたいですね。
曲作りの才能というのは、難しいものなんですね。