Midnight Sensation
今度は下の弟、ジョニー・ヴァン・ザントだ。
まずは、「ヴァン・ザント」名義で発表したアルバムのリーダー・トラックから。
完全にポップ・ハード・ロックとなっているのは、たぶん、レコード会社とプロデューサーのせいであろう。
当時の流行に合わせたと思われる。
なかなか爽やかな曲ばかりはいっているアルバムでAORアルバムと言っていいと思うがそれほどヒットしなかった。
ポップ指向の作品はこのアルバムだけで、ジョニー・ヴァン・ザント・バンドで発表した作品は普通にサザン・ロックである。
このアルバムはロニーの弟が歌っていると聴いてもピンとこない作品だが、私はけっこう好きである。
当時、レコードを買ってしまった。
Johnny Van Zant Band-No More Dirty Deals 11/28/90
この映像はけっこう兄たちに近い歌声だ。
なんか歌い方が似ているのは血がつながっているのと、南部訛りが入っているからかもしれない。
容姿は兄たちよりシュッととしている感じがする。
お兄さんたちのバンドとはちょっと音楽性が違います。
私はこういうのも好きなので、OKです。
たぶん、レコード会社にやらされたんでしょうね。
本来のジョニーが好む音楽ではないと思います。
まあ、質が高いので、結果オーライです。