ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

アメリカ・ポップス界の裏方の晴れ姿   RON DANTE  / LETTER FROM ZOWIE ほか

2021-10-03 07:40:41 | AOR

LETTER FROM ZOWIE - RON DANTE - 1981

60年代、70年代というのは、アメリカのポップスには有能な仕掛け人がいっぱいいて、ヒット曲をプロデュースしていたものです。

また、覆面バンドのヴォーカルをやって、ヒットさせた人もいました。

その両方をやった人で、あまり知られていない人が、このロン・ダンテかもしれません。

この人、あのアーチーズの大ヒット曲「シュガー・シュガー」の声を担当してたんですけど、知る人ぞ知るって感じですよね。

この曲は、古い洋楽を好きな人なら、サビの部分を聴けば、「ああ、あの曲ね!」とすぐわかる超有名曲。アニメの架空バンドの作品として、大ヒットしました。

 

ロン・ダンテは今風に言えば「中の人(アニメで声優の事を指します)」ということになりますでしょうか?

 

その彼が、1981年に発表したのこのソロアルバムは、彼がいろんなライターの曲を歌ったちょっとした娯楽作品。音は当時のAOR風で、なかなか楽しめます。

上の曲はシーナ・イーストンが「Letter From Joey」のタイトルで発表したブガッティ&マスカー(ザ・デュークス)のナンバーで、実に印象的なメロディで、いいですね。

 

この曲もお気に入りです。しっとりしたメロディはまさに珠玉のバラード。

I CAN´T STOP - RON DANTE - 1981

 

そして、AOR好きなら、この曲です。オシャレで、渋い演奏とメロディにニンマリでしょう。当時はこんなアレンジが溢れてましたね。

MAKIN´UP - RON DANTE - 1981

 

ついでに、彼の出世作を載せましょう、アーチーズの大ヒット曲。おなじみですね。

Sugar Sugar

 

さらに、もう一曲。同時期に、やはり彼が覆面ヴォーカルを担当した曲です。それにしても、同時期に2曲も自分の声の曲がヒットしているのに、自分の名前が出ていないというのはどういう気分でしょうか?でも、彼は、このあと長く音楽界でやっていくわけで、その功績は高く評価されたのでしょうね。

The Cufflinks ~ Tracy (1969)

コメント (4)
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