ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

エリック・カズ特集⑦アメリカン・フライヤー2作目 My Love Comes Alive他

2020-12-27 15:18:22 | ウエスト・コースト・サウンド

My Love Comes Alive

この2作目もいいんですよね。プロデュースがケリー・フリーセンとの共同でのバンド名着となっていますが、作品のレベルは変わっていません。

9曲中6曲がエリック・カズの作品なのですが、なぜかエリックが自身で歌っているのは1曲のみ。

そして、前作がヒットチャート87位だったのに、今作は171位となってしまい、商業的には今一つでした。ポップになり切れていないせいか、印象に残りにくい作品だったせいか原因は不明です。

このバンド、アメリカ本国でもヒットしてなかったから、日本でもヒットしなかったのは当然だったのでしょう。いい作品でも売れないと言う事が日常茶飯事のアメリカですが、このバンドについては本当に残念です。

さて、私の大好きな「My Love Comes Alive」は名曲です。エリックの曲をクレイグ・フラーが歌っていると思います。彼の素朴さを感じさせる歌声はリラックスさせてくれますね。ジーンとくるメロディですねー。エルトン・ジョンが歌っても似合いそう。

Victoria

スティーブ・カッツの作品「ヴィクトリア」は絶品の楽しいポップ・ソングです。彼の才能の高さがわかりますね。とろけるようなメロディの部分はクセになります。私の大好きな曲です。

Flyer

ダグ・ユールの作品はオシャレなAORです。彼がヴェルヴェッツにいたなんて信じられないような作品です。このアルバムに彩を与えてくれます。

I'm Blowin' Away

最後にご紹介する曲はエリック作で、クレイグ・フラーがヴォーカル。そして、コーラスはリンダ・ロンシュタットとJ.D.サウザーと豪華!!

じっくり聴かせる曲です。

如何でしょうか?とっても素敵な作品だとわかると思います。唯一、気になるのは強烈な1曲がないと言う事ですかね。イーグルスの「テイク・イット・イージー」のような曲があれば、彼らの運命も変わったのかも。

次回のエリック・カズ特集⑧は今回取り上げる予定だったアメリカン・フライヤーのエリック以外のメンバーの出身バンドの作品を聴いていきたいと思います。エリック・カズの曲をとりあげないのに、エリック・カズ特集というのは変ですが、ゆかりがあるということで。

 

コメント (4)
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