Angra - Carry On - HD - LIVE
私のブログを読む人はクラシック・ロック・ファンが多いので、アンドレ・マトスを知らない人が多数派かもしれない。
一応説明すると、ヘヴィ・メタル・ロックのジャンルの人で、ハイトーン・ヴォーカリストで、ブラジル人です。
ヘヴィ・メタルと言っても、いろいろあるのだが、メロディック・スピード・ヘヴィ・メタル(略称:メロスピ)という分野のヴォーカリストだった。
ハードに演奏しつつも、あくまでメロディを聞かせるヴォーカルなのだ。
メロディがない、咆哮みたいなメタルが一般音楽ファンから嫌われてたりするが、この分野はディープ・パープルとか聴いてたクラシック・ロック・ファンなら聴くことができるかもしれない。わかりやすく言えば、X JAPANがそのジャンルである。つまり、ブラジルのTOSHIといったところか。
話は戻る。アンドレは6月8日、何と47才と言う若さで亡くなった。6日前まではステージに出ていたそうである。心臓発作らしいが、詳しい事情はわからない。
最近のベテラン・ミュージシャンの死とは違って、やるせない悲しみに覆われる。
ブラジルから世界的なミュージシャンとして名を挙げたのに。
いつも言っていることであるが、死んでも、音楽は残る。あなたの声を聴き続けたい。
合掌。