奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

小白水

2013年10月06日 | 古跡
小白水
 小泉の地名の元となった井戸です 撮影日;2013.09.22 

 「小白水」(こはくすい)は古くから名水として知られていました
 いかなる目照りにも枯れたことがなく、弘法大師が掘ったとのう伝説も有るそうです

 水は美味で、近在の人の用水として用いられていました
 江戸時代、小泉藩2代藩主の片桐貞昌も陣屋近くのこの清水を好んで茶の湯に使ったと伝えられます
 城内から汲みに通った道の跡も残っていたそうです

 県道郡山斑鳩線の新設により、埋められることとなったそうですが、善福寺住職の尽力で、かろうじて残されることとなりました
 当時は直径約1.3mのコソクリート製の円形井桁に、鉄板の蓋が載せられて保存されていました

 今は、大理石の立派な井戸枠だけが置かれ、埋められて水はありません
 雑草に隠れて、気付く人もほとんどありません

★所在地;大和郡山市小泉町
★交通;近鉄大和小泉駅下車 徒歩15分
★駐車場;近くにホームセンター有り
★入場料;見学自由(車に注意)
★問合せ;



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