弘法大師の井戸です 撮影日;2014.06.14
赤レンガの薬水拱橋を抜けて100mほどの所
民家の間に小さな大師堂が建っています
その裏、斜面下に残る井戸跡です
弘法大師が、宇陀の室生寺と高野山間を往復していた頃、この村で大勢疫病にかかっり困っていました
大師はこの井戸を教え、村の病人たちがその水をのむと、病気がたちまち直ってしまいました
うわさはすぐに広まり、たくさんの病人がその水を飲んで助かったそうです
大正7年(1918)にまとめられた『大淀村風俗誌』には、この井戸が一日数千人のお参りでにぎわったとの話も伝えています
★所在地;吉野郡大淀町薬水
★交通;近鉄薬水駅下車 徒歩8分
★駐車場;なし
★見学;自由
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)