カポエィラ強化月間始めます！

昨日、久々に友人の須田竜太氏が主宰する『カポエィラ・テンポ』に参加させてもらってきました。これは前から計画していたことでした。カポエィラは華麗な回転技で知られるブラジル発祥の格闘舞踊で、音楽に合わせて様々な技（ほとんど足技）を繰り出します。カポエィラを学ぶことによって

①安定した回転に必要なしっかりとした体軸とコア・マッスル（腹筋背筋等）を強化できる。

②様々な華麗な足技を駆使できる柔軟性を高められる。

③カポエィラ独特の華麗でトリッキーな技を何かマスターして、リングで使ってみる。

というようなことを得れると確信しています。
上記３つの明確な目的を持って、８月を『カポエィラ強化月間』と位置づけ、できる限り通いたいと思っております。竜ちゃん、真剣に取り組みますんで、どうぞよろしくお願いします。
今回指導してくださったのは、こちらの女性、タリさん（間違ってたらごめんなさい。）です。丁寧に教えてくださったのでわかりやすかったです。またよろしくお願いします。
こちらのイケメンは、・・・すみません、以前から存じ上げておりますが名前忘れちゃいました。（焦）思い出したら書き直します。でも、ものすごく技にキレがあって印象深いです。
我々初心者クラスが終わると、ブラジルから招かれた大先生の指導のもと、上級者クラスが始まりました。私は残って見学させてもらいました。
正直、びっくりしました。カポエィラは華麗な格闘舞踊だと思っていましたが、やっている技は柔道の『蟹ばさみ』だったり、古流柔術や中国武術にもある『浴びせ倒し』ではありませんか。どれも理にかなった、まさに格闘の技です。やはりカポエィラの本質は格闘技なのだと再認識しました。
よく昔から、「どの格闘技が一番強いか？」という議論が数えきれないほどされてきたし、私も胸躍らせながらいろいろ考えたものでしたが、今はそんなことどうでもいいのです。何をやっても強い人は強いということを知っているからです。そして、格闘技を偉大なる文化・芸術ととらえている私は、さまざまな優れた格闘技のエッセンスをできる限り取り入れたいと思っています。カポエィラはブラジルに連れてこられた黒人奴隷が手を縛られた状態で足だけでダンスにカモフラージュして練習した特殊な格闘技です。それが、全く交流のない、日本や中国やタイのもののふ達が戦場で効率よく人を倒すために長い年月をかけて編み出した技と同じ理論の技を使っています。これは文化的にものすごく興味深いことです。格闘の道はなんと奥深く果てしないことか。いつか生涯かけて研究するに値することだと思っています。では、『カポエィラ・テンポ』の皆さん、これからしばらくお世話になりますが、この格闘芸術家をよろしくお願い申し上げます。ラーメン屋ではそろそろ冷やし中華始めました！という時期ですが、私はカポエィラ始めます！押忍！