IKEAデビュー！

生れて初めて、IKEAという世界最大の家具販売店に行きました。
IKEAとはスウェーデンを発祥とし、全ての家具にはスウェーデン語の名前が付けられています。
もうすごいのなんのって、まずその広さにビックリしました。
一日かけなきゃ見きれないくらいの広さ。
そして、迷路のようになっていて（実際に２回程迷子になりました。笑）、その中はもう人人人で賑わっていました。
大半が家族連れか若いカップル。
子供は大はしゃぎでベッドやソファーに寝転びます。
（私も同じことをしました。笑）
さらに子供を飽きさせないための子供専用の遊び場まであります。
次にビックリしたのはそのシステムです。
店内で家具を選ぶと、その家具には全て管理番号が事細かに付けられています。
そして買い物が終わると今度は巨大な倉庫に行きます。
先程の管理番号に従って理路整然と商品が並んでおり、購買客は選んだ家具を自らカートに入れ（かなりの重労働です。）、レジまで運ぶのです。
これで人件費を相当削減できるはずで、その分が質の良い商品の安さにつなげているのだと思います。
入口を始め店内の要所要所には外国人の店員さんが配置され、インターナショナルも醸し出されています。
家具の配置も絶妙で購買客を飽きさせず、理想の生活を容易に想像させ、購買意欲を掻き立てます。
長時間店内を回って疲れた顧客のために、食事と飲み物も比較的安価で提供されています。
一日ここにいても良い様な、まさに『家具のテーマパーク』。
そして極めつけは立地です。
電車やバス（送迎バスが出ています。）を乗り継がなければ行けないような、ちょっと離れた郊外にあるので（私の行ったところだけでしょうか？）、この機会に買っとこうというまとめ買いの購買意識が働き、今どうしても必要ではないものまで何割増しかで購入してしまうのです。（それが必要な時はまた買いに来るにもかかわらずです。）
もう人間のあらゆる行動特性に見事なまでにアジャストしているという一言につきます。
サービス世界一を誇る我が日本企業も、ここから学ぶことは大きいのではないでしょうか。
以上、IKEAのすごさについての考察でした。