祝日だった昨日は、普段の喧騒から離れ、溺愛する甥の要(7歳)と一緒に電車に乗って、彼に本を買ってあげたり、家族に内緒で二人でこっそり寿司を食ったり(もう一度夕飯を普通に食うのが辛かったっす!笑)して久々にゆっくりと過ごしました。KFCの新名刺を発注していた私が名刺屋さんに取りに行くと、そこの何年来のお付き合いのおかみさんが甥とのツーショットを撮ってくれました。「僕、K-1戦士になってテレビに出て有名になる前におばちゃんにサイン頂戴。」なんて言われて、恥ずかしがり屋の彼は少し照れていました。我が甥ながら、とても気持ちの優しい子で、学校に入ってからその点でいじめられやしないかと心配だった私は、彼が物心つくかつかないかの時から、さりげなく少しづつ格闘芸術を仕込み、その英才教育が最近やっと形になってきたかなといったところであります。何より、いずれ彼が成長し、青雲の志を胸に抱いて広い世界に翔び立った時、世界に冠たる誇り高き日本人として、欧米列強に遅れをとることが断じて無きよう、日本古来の武道の技術と精神を、人間性と愛情に基づき、植え付けているのです。何年後かに私が死んだとしても、彼や私が教えたすべての子供達の中に、格闘芸術とそれを修めることによって得られる自尊の気概、どんな相手に対しても愛情と敬意を持って接する姿勢が、ほんの僅かでも残ってくれるのなら、男勝又、これに勝る幸せはございません。まさにこの事業は自分の遺伝子(思想、技術)を後世に遺すことに他ならず、彼等もまた下の世代にこれを語り継ぎ、この連綿とした格闘遺伝子の継承によって、限りある身の私はたとえこの身が滅ぼうと、永遠の命を得ることができるのです。愛する彼等が逞しく成長し、心を合わせて創り出すであろう輝ける日本(世界)の未来を心から信じております。心に折れない刃を磨き、両の拳に力を込めて、小さな自分を打ち破れ!!
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