立禅。名前のとおり、立ってする禅。
私は試合前になると禅寺へ座禅を組みに行ったものですが、立禅も本質的には同じものだと思います。
中国拳法では站椿と呼ばれ、重要な基本稽古として知られています。
私は昔、意拳という中国拳法の基本をほんの少しだけ教えてもらったことがあり、その時の記憶を頼りに、太極拳と合わせてこの立禅もたまに行います。
身体の至るところに球体をそっと挟み込んだり、頭頂部を引っ張られたり、踵で蟻ンコを押さえ逃がさず殺さず、小舟の上に立って両腕を怪物君のように伸ばして水底を掴んで押したり引いたり、いろんなイメージをなるべくリアルに描きます。
イメージ、イメージ、イメージ、イメージ…。
一番の大敵は蚊なので(笑) 屋外では虫除けスプレー必須です。
やった人ならその驚くべき効果を知っているはずです。
ちょっとかじっただけの私ですらそれがわかるのだから、達人ともなればどれ程の鬼神なことか。
中国の武侠小説に出てくるような一騎当千の豪傑達の信じがたい強さも、あながち架空の話じゃないのではないかと思います。
こんな想いを馳せるのもまた、『格闘浪漫』ですね。
最新の画像[もっと見る]
-
神の左 8ヶ月前
-
武との邂逅 8ヶ月前
-
三杉里親方と 9ヶ月前
-
三杉里親方と 9ヶ月前
-
三杉里親方と 9ヶ月前
-
三杉里親方と 9ヶ月前
-
格闘浪漫の道をゆけ 11ヶ月前
-
格闘浪漫の道をゆけ 11ヶ月前
-
すべてを終えて〜拳の夢〜 11ヶ月前
-
【タイ武者修行の旅 The Final】Mission complete 11ヶ月前