多少雨が降っていようと、なりふり構わず、朝練です。 ストレッチ→ジョギング→ダッシュ→シャドー→太極拳→サンドバッグが朝の定番フルコースです。 さて、今日はワン・ツーです。 おそらく、いや、間違いなく全てのボクサーが最初に習い、最も数多く練習するコンビネーションであります。 踏み込んで左ジャプ。 相手との距離を計り、相手を崩したり注意を引く役目があります。 素早く引きながら間髪入れずに右ストレート。 この大砲で仕留めます。 シンプルですが強力な、そして大変奥が深いコンビネーションてす。 何が最も大切か? スピードとタイミング、パワーはもちろんですが、ことこの技に関しては『距離感』です。 とどめの右ストレートは適切な距離でその威力が最大化するからです。 そのための左ジャブなのです。 速射砲であると同時にレーダーの役目を果たしているこの左ジャブこそ、最も重要なパンチです。 『左を制するものは世界を制す』