FCG_Blog (TAM & eMate customize)
twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
先日のWalkmanの続き。
Net MDやNetwork WalkmanなどのSONY製携帯音楽機器は基本的にSonicStageというソフトウェアで管理される。iPodでいうiTunesのようなものだ。iTunesは基本的にAACコーデックまたはMP3を使用した音楽を取り扱うことができるがSonicStageはAACとMP3のほかにMDなどで使われているATRACフォーマットが扱える。著作権保護情報が入ったAACには対応していない。そのSonicStageがx-アプリと名称が変わってこのNW-E052のメモリにはじめから内蔵されている。

ダイレクトエンコーディングで録音された音楽も基本的にはこのx-アプリで操作することになる。NW-E052はUSBドライブとしても認識されるので単に音楽ファイルを取り出すことも可能だが拡張子が「OMA」であり、x-アプリでしか認識できない。ここではキャプチャしたカセット音源を最終的にiTunesへAACフォーマットとして保存する過程を備忘録を兼ねて紹介する。iTunesで管理するためには「WAV」に変換しないといけない。そんなわけでダイレクトエンコーディングのビットレートはLinear PCMで行うことにする。極力音質の良い状態で編集してAACに変換するためだ。ただしPCMではこの2GBのNW-E052で2時間半しか録音できない。

前述の「シンクロ録音」だが、カセット音源のノイズにも反応するようで、キチンと曲がファイルごとに分割されていることが少ないことがわかった。しかし録音スタートのタイミングと無音部分の長時間録音を回避できるメリットはある。そんなわけで手動で分割しないといけない。

x-アプリにまずは録音した音楽を認識させる。「ファイル」→「ファイルを指定して取り込む」で接続したWalkmanの録音データを指定する。
ドライブとして認識されたWALKMANの中の「MUSIC」内に録音データは存在する。で、選ぶ。

最終的にiTunesにAACとして残すだけなら「いいえ」を選択する。

そうすることで無駄なデータ転送を回避できる。

表示された録音ファイルを細かく分けるために「分割」を選ぶ。

すると再生しながら分割ポイントを探すウィンドウになる。

上のスライダで大まかな分割点を指定すると下のスライダに移行して0.1秒単位で分割点を移動することができる。これが非常に便利。

「分割実行」でファイルが二分される。

分割を繰り返して曲を分離していく。

ここまでの操作はすべてWALKMAN内部のファイルで行われており、分割されたファイルもWALKMAN内に残る。
ここでiTunesへ持っていくならあとはx-アプリ上での操作は「WAV形式で保存」するだけ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

« GoPro LCD bac... x-アプリ2 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。