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ここは性転換、入れ替わり・憑依・変身モノ等を扱った作品を好む人達秘密の花園です☆
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感動と興奮の「平成15年史」?PART.2

2018-12-31 15:50:31 | 作品紹介 一般以外.6
(前回のつづき)
《第一章》新たなる入れ替わり?


2017年から今年にかけて、意外にもほとんど見られなかった【君の名は。】のオマージュ‥というかパロディ。
バリッバリの♂♀入れ替わり作品‥なんですけどね一応はw
大ヒット映画だけに戦々恐々としていた製作者もいたかもしれないし、実際問題、ちょっと田舎が舞台背景となっていた作品でしたから、実写(アダルト)向きではなかった、そんな考え方も。

初期の頃はJC⇔JD【転校生】を元にした作品が多かったと、前回、書きました。
そこに新たな“入れ替わりのカタチ”を我々に‥‥いや、世に呈示してきたのが【パパとムスメの7日間】です。

同名小説をドラマ化させた2007年。
これを模倣するTSFが続々登場してきたのは想定内だったにせよ「パパムス」が果たしてくれた功績も、小さくはありません。
従来の同級生、恋人などといった枠にとらわれず、肉親‥そして世代を超えての入れ替わりを実現させてくれたのです。

おかげで実に幅が広がりました。 ※【憧れのあの子の妹と入れ替わり モテないボクが、学園一のアイドルの妹になっちゃった】他
とりわけ「禁断」のようにも思われていた“身内”にまで目を向けた点において、後のTSF史に本作品は大きな足跡を残した.....


恋ダンスは踊れない?偽ガッキーに同業者も騒然!?

(C)超激似!!○垣結衣



《第二章》「女になれる着ぐるみ」の衝撃


他人の皮を着る‥‥という発想。
いわゆる「皮モノ」というのは、以前から小説の中で私は目に触れていましたし、古くは「ルパン三世」などでも似た描写が見受けられます。
18禁TSFが流行しだした時から、いつかはそうした皮作品も出ると思っていましたが、当初は“着ぐるみ”のような扱われ方‥。
しかし、現代では「スキン」と名を変えて発売され続けても(欧米かっ)、演出自体には“着ぐるみ”時代と、さほど変化は見られません。

本物の「皮」とはもちろん程遠い、今よりも、もっとオモチャみたいな皮(つーかタイツw)
スキンものの元祖といえる【女になれる着ぐるみ(2007年)に、それでも筆者が深い感銘を受けたのには、他に確かなワケがあります。

当時の傾向として【転校生】の影響が多々あったかと思うのだけど、入れ替わり後に“素(男)の人格のまま”振舞う登場人物が、あまりにも多かった!
姿形は女性♀なのに、なぜどうして、いつものようになれるのか‥。なってしまうのか‥。自分も周りも、絶対違和感あり過ぎるだろう‥‥
私はそれらの描写に対し、常に疑念と不満を持っていました。


風向きが変わったのは、本作品が発売された辺りからで、TSFが徐々に「コメディ化」しだして行きます。
どちらかといえば【転校生】よろしく“パニック的”に描かれていたのに対し、何某の目的や意志を持って『異性になりたい!』といった作風のTSFが、明らかに増え始めていったのです。

その結果、どうなったか‥‥。
周囲にバレないよう悟られないよう、対象人物に 成りすまします

エロだけじゃない、リアルな変身願望を描き、スリリングさも併せ持った「新TSF」は、私たちにまた違った方向性を示してくれました。
そうした流れのなかで生まれたのが、あの人気シリーズだったのです。
(来年に続く。よいお年をw)

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