商品先物会社の社員が客を殺したという事件、日本交易という会社だったらしい。昨日は中堅商品先物取引会社(本社・東京)宇都宮支店としか書いていなかったけど読売がはっきりと書いていた。
以前、先物会社の外務員が殺され事件で、極論すれば「先物会社は組織犯罪なんだから犯人には情状酌量!」みたいな判決があった。
商品先物取引会社の社員といえども、それぞれ個人の倫理観や正常な善悪の判断のできる範囲内で仕事をしていたら殺したり殺されたりすることもないだろうに。でも違法行為を平気にこなせないと商品先物会社なんか勤まらないのだろうな。それが組織犯罪だと指弾される理由。
以前、先物会社の外務員が殺され事件で、極論すれば「先物会社は組織犯罪なんだから犯人には情状酌量!」みたいな判決があった。
商品先物取引会社の社員といえども、それぞれ個人の倫理観や正常な善悪の判断のできる範囲内で仕事をしていたら殺したり殺されたりすることもないだろうに。でも違法行為を平気にこなせないと商品先物会社なんか勤まらないのだろうな。それが組織犯罪だと指弾される理由。
63歳女性の遺体発見、遺棄容疑で先物取引会社員を逮捕
栃木県那須塩原市東赤田の保険代理業生駒文子さん(63)が6月から行方不明になっていた事件で、県警捜査1課と那須塩原署は25日、生駒さんと取引があった先物取引会社「日本交易」(本社・東京)宇都宮支店営業課長の小西繁貴容疑者(36)(栃木県小山市雨ヶ谷新田)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
小西容疑者の供述に基づき那須塩原市内の山林を捜索したところ、生駒さんの遺体の一部が24日見つかった。
小西容疑者は殺害して遺体を捨てたことを認めており、殺人容疑でも追及する。
調べによると、小西容疑者は6月3日深夜、生駒さんの自宅から西に約8キロ離れた同市内の山林内で、林道の沢水が流れる土管の中に生駒さんの遺体を捨てた疑い。自分の車で運んだとみられ、「自分が殺した」と認めている。土管内の水が流れ着く沢の下流には白骨化した頭の骨など遺体の一部が見つかり、県警は歯型などから遺体を生駒さんと断定した。
生駒さんは生命保険会社の退職金などを元手に2006年1月から、小西容疑者を窓口に先物取引を始めた。複数の関係者によると、取引額は一時、最大で約7000万円に上ったが、行方不明になる直前には約3200万円まで減少していたという。
小西容疑者は生駒さんから預かった資金を流用した疑いが持たれており、県警は、生駒さんとの取引を巡るトラブルが動機とみている。
小西容疑者は1994年3月に日本交易に入社して以来、宇都宮支店で勤務していた。勤務態度はまじめで、部下からの人望も厚かったという。生駒さんの失踪(しっそう)直後の6月上旬、生駒さんの親族から行方を尋ねる電話があった際は「私たちも連絡を取りたいが、全然連絡が取れない」などと話していたという。
(2007年8月25日3時6分 読売新聞)