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歌え!だらリーマン

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痴漢誤認

2005年10月14日 | 雑談
朝、職場の若者が姿を見せない。ほどなくメールが届き「痴漢騒ぎ」「服が破れた」「事情聴取」「犯人は捕まった」「治療を受けた」などの言葉が並んでいる。本人が逮捕されたのならメールなんか書いていられないだろうし、これは第二の電車男か、と社内が沸き立った。もしそうなら本人はかなりのイケメンなので話題性十分だと期待は高まる。

本人がやってきた。ところがかなり落ち込んでいる。彼によると、電車内で「痴漢!」と叫ぶ声あり。被害者は「青いブレザーの男!」と犯人を指差した。不幸なのは彼も青いブレザーだった。周りの人々に犯人だと誤認されて取り押さえられた。その結果、服は破れ手足に擦り傷を負った。本物の犯人もほぼ同時に取り押さえられていたので痴漢の濡れ衣は免れたのが不幸中の幸い。

彼には破れた洋服代や、取り押さえられて負傷した慰謝料を請求する当然の権利がある。犯人に請求するのかな、警察が払ってくれるわけもないし。善意で取り押さえた周りの人や、ましてや被害者に請求することもできないだろうし。とはいえ、被害程度を考えると、このまま泣き寝入りするのが一番だろうな、やりきれない気持ちだけど。

もし犯人の親の電話番号が分かっていたら…「お宅の息子さんが痴漢で捕まった。その騒ぎで私は洋服が破れ、怪我までした。すぐ100万円振り込んでくれ」。なーんちゃって。

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