職場に置いてある電気給湯ポットの話。家庭でも使うようなごく普通の製品で、まず「ロック解除」ボタンを押して、その後に「給湯」ボタンを押せばお湯が出る。日常的に使っているし使い慣れている。
ある日、いつものように使おうとして「沸騰」ボタンを押してしまった。そのときの気持ちを振り返れば……ポットの注ぎ口にカップを差し出したときに一瞬どのボタンを押したらいいのか分からなかった。でも「いやいや、いつものようにサッとボタンを押せばいいのサ」という気持ちが先に立って、よく分からないまま押したボタンが「沸騰」だったという感じである。
ポットの操作方法を記憶していた脳細胞が破壊されてしまったのだろうか。一応ほかにも脳細胞があったので新たに学習したんだろうと思う。
ある日、いつものように使おうとして「沸騰」ボタンを押してしまった。そのときの気持ちを振り返れば……ポットの注ぎ口にカップを差し出したときに一瞬どのボタンを押したらいいのか分からなかった。でも「いやいや、いつものようにサッとボタンを押せばいいのサ」という気持ちが先に立って、よく分からないまま押したボタンが「沸騰」だったという感じである。
ポットの操作方法を記憶していた脳細胞が破壊されてしまったのだろうか。一応ほかにも脳細胞があったので新たに学習したんだろうと思う。