株主優待券を売却する

ANAの株主優待券の値段が上がっているということなので金券ショップで売った。実は私自身は株主でも何でもないのだが、最近私がよくANAに乗っているのを知ったお金餅の知り合いから「使っていいよ」と6月ごろもらった。

さしあたり私が乗るのは羽田・伊丹間だけである。普通運賃が22000円ほどで、株主優待券を使うと普通運賃の半額になる。普通運賃で計算すると、株主優待券の価値は11000円ということになる。しかし普通運賃で乗る必要はない。羽田・伊丹は搭乗する前日まで特割運賃で予約できる。11000~14000円ほどで乗れるのである。この運賃で計算すると株主優待券の価値は0~3000円になってしまう。なので私の場合、株主優待券は航空券を買うために使うよりも、金券ショップで売り飛ばした方がトクをする。

もらった当時、株主優待券の買い取り価格を調べたら9000円弱だった。夏休みが近づけばもう少し上がるかなと思って、7月中旬まで待って1枚9500円で売却した。まさか1万円を超えることはないだろうと思ったので、潮時だと思った。ところがその後も上がり続け、お盆の直前は11000円などという買い取り価格もあったみたいだ。

株主優待券を使わずに売ったので、お金を返そうかと思ったら「差し上げた物だから自由に使って良いよ」と私の丸儲けになった。持つべきはお金餅の知り合い。今度会ったら体で返すべきか。
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