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ばあちゃんのひとりごと

マタニティ・ヨーガ実践

2014-12-28 00:45:36 | いるかこもれび助産院
ヨーガの実践

先ずは下記のアーサナを朝夕一回行ってください。
一週間は継続して毎日行ないましょう。(呼吸と動作が合い、動きがスムーズになります)
呼吸と動作の一致により、アーサナは負担が少なくなり、より集中が深まります。
(気を抜かずしばらく継続してください)
一回のアーサナが気持ちよくなり、赤ちゃんと対話が楽しめるようになります。
(アーサナをしなくても赤ちゃんと対話ができます)
更に、アーサナ後、呼吸法を入れてより集中を深めていきます。呼吸が無呼吸に変化していきます。
瞑想を5分から15分までおこなえるように心がけていきます。

いるかこもれび助産院にて「安産のためのヨーガ」をされる場合は、初回から三回から五回は一週間に一度はお越しください。呼吸と動作が合うようになり、日常生活も疲れにくくなります。
舌の感覚が変化し、自然に赤ちゃんにママ自身にとって「今」必要な食べ物を摂取するようになります。

上記の順序に従い、アーサナを継続していただくと自然に心身は調和され、お産の準備は進みます。

注意事項:食事前後、おやつなどお腹がいっぱいの時はひかえてください。
      お腹がいっぱいですと集中できません。
      赤ちゃんに負担がかかる場合があります。
      消化にエネルギーが必要なとき、運動などにエネルギーを使用するとお腹が張ったり、
      立ちくらみなど気分が悪くなる場合があります。
       (ヨーガだけではなく、すべての行為にご注意ください)
     音楽など聴かず、自らに集中しやすい時間帯を見つけて行ないましょう。 
       (ストレッチ体操ではありません)
     入浴前後はやめましょう。
       (気分が悪くなるときがあります。そして集中ができません)

アーサナや呼吸法そして瞑想により「集中力」が高まり、陣痛時の痛みは緩和し、赤ちゃんのペースでお産が進みます。
お産の時間に関係なく、ママはすべてを受け入れ安心して赤ちゃんの誕生を待つことができます。
努力などは必要ありません。赤ちゃんは自分の力で産まれてきます。      

マールジャーラ・アーサナ(ネコの形)

効果
背骨を中心に背筋、腹筋、臀筋のバランスを調えます。
骨盤内の活性化につながります。
骨産道の柔軟性を促進します。(仙腸関節の可動、柔軟性高まる)
胎児が成長していくと、ママの身体に負担がかかり不調和が生じます、腰痛、恥骨痛、肩こり等の予防になります。
日常生活の疲れは起立筋周囲を緊張させ疲れが溜まり、自律神経系の乱れが生じますが解消します。
(胃腸障害、便秘・下痢、不眠症、頭痛、下腹部の張り、恥骨結合の痛み等の原因となります)

肩幅に両手をつき、膝も肩幅に開きます。つま先を立て行ないます。
息を吸いながら、視線と共に胸郭を開くように反っていきます。
視線は頭上を見るよう心がけます。(いきまないようにします)
目を開いて行ないます。
完成の形で5呼吸から10呼吸静止します。(この時は、ひと呼吸ひと呼吸を丁寧に呼吸に集中します)

注意:顎に力を入れないようにします。肩が上がり胸郭が開きません。
   肩は緊張しないようにします。



ゆっくり戻します。
指先は内側に向け、丁寧に呼吸と共に背中を丸くしていきます。(視線は膝に置きます)
5呼吸から10呼吸静止します。

注意:手と手の間は開きすぎないようにします。
   手の位置が前に行きすぎないようにします。(横から見た位置が長方形になるようにします)

ゆっくり戻り、伸ばしに入ります。

注意:手と手が開きすぎたり、肘が曲がらないようにします。
   肩こりがある場合は徐々に伸ばすようにします。
   反動をつけて伸ばすとお腹が張る場合があります。
   日によって体調が変化します注意してください。
   36週頃までに写真のようにしましょう。
  




瞑想後シャヴァ・アーサナ(リラックス)を十分とりましょう。
この時間は母子が一体になり共にリラックスできる大切な時間です。必ず行なうようにしましょう。

肩の硬さは股関節の硬さにつながり、微弱陣痛になりやすくなります。(冷え性も解消しておきます)
他の情報に振りまわされず、自分自身と向き合い主体的なお産をめざしてください。
習慣になるまでは努力が必要です。
この時期の努力は、ママ自身の安心の獲得。
そして自信につながり、子育てへの不安を解消します。

児の躾はママ自らが丁寧に心身と向き合い、正しい生活を実践することです。