悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

義を見てせざるは勇なきなり

2014-04-27 21:58:09 | 雑記

人生において、このような思いに駆られることはあまりうれしい状況ではないだろう。
難しい判断を迫られるわけだから、言葉は知られているが、実際には日常的ではない。

自分に降りかかった火の粉をどう振り払うか。
自分の子どもの通っている保育所が閉鎖され、他の保育所に行ってくれと言われた。
理不尽だと思い、他の保護者に声をかけた。反対運動を起こそうということになった。

海上自衛隊の3等海佐も逡巡したことだろう。組織は裏切り行為ととることは明白だ。
案の定、流れはそのように動いている。

ことの成り行きを見ていけば、日本の民主主義の程度がわかる。
組織が腐るのは、案外簡単だ。民主的な運営を常に考えていないと、窮地に陥る。

政治学者の藤田省三が言っていたそうだ。
「組織の成員すべてに見放される可能性を常に考えていて初めて、
…組織は健康体でいられる」と。