悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

続・母の靴

2015-07-02 18:55:33 | 介護?

デイサービスから帰った母と、靴を買いに行った。明日を予定していたが、
今日中に片づけておきたいと考えた。昨日の店に行き、無かったら注文のつもりだった。
車椅子を押して家を出ると、ヨーカドーに行こうという。 仕方なくヨーカドーに向かう。

道路の凸凹が車椅子の振動として伝わり、腕が痛いと言う。
可能なかぎり車道を通り、前輪上げを併用して進む。
車で行ったほうが良かったと言うが、今から戻るのは面倒なので、そのまま進む。
道路の舗装状況は、特に歩道部分がひどい。歩道は荒れ放題なところが多い。
車椅子には、大きな振動となって利用者の体に響く。

ヨーカドーの近くで、ブレーキレバーに不都合があり、手間取っていた。作業が終わり、
ふと前を見ると、ある業者の車が、クラクションを鳴らさずに、止まって待っていてくれた。
挨拶をしてすれ違う。

薬局の一角に介護靴のコーナーがある。これまで履いていた靴と同じものがあった。
母は喜んで、これが良いという。カラーも選べたが、同じものが良いという。
喜んでくれて良かった。

帰り道、近所の民生委員に会う。挨拶をすると、「ご苦労様」と言われた。
「こんにちは」で良いのに、「ご苦労様」とは!
わが家の担当となる民生委員だが、家族もいるし、とくに問題が無いので、
特別に訪問を受けたことはない。
しかし、民生委員としては「いじめ、虐待がないこと」は、気にしているのだ。
私は、以前、福祉事務所で、民生委員の担当をしていたので、業務内容が分かる。
だから「こんにちは」ではなく、「ご苦労様」になってしまうのだろう。

福祉の対象者になったことを実感した。