北京五輪、星野ジャパン大炎上・・・

北京オリンピック野球、準決勝で日本は韓国に逆転負けで金メダルを逃した・・・

個人的には強がって楽観視していたんだけど、一抹の不安もあったんだよな。日本での壮行試合から一向に調子が上がる気配はなかったし・・・それでもメダルが懸かった大一番ではやってくれるだろうって底力を信じてたんだけどねぇ。

「参加することに意義あるオリンピック」ではあるが、全員プロで望んだ北京五輪。やはりオリンピックといえどもプロである以上「勝負の世界は結果がすべて」言い訳は許されない。ホント、失望したよ。責任追及なんて陰湿なことではあるけど、今日だけはハッキリ名指しで言わせてもらう！

まず韓国には、技術面で劣っているいるところなんてないと思う。負けているのはハートだけ。国家間対決になると異常なほどの力を発揮する韓国人のナショナリズムの高さだ。日本人選手も「日の丸のため」と一応言葉にはするのだけど、やはり裕福で平和ボケした環境の中で育ってきている世代に理解することは難しいかもしれない。アジア予選でのことだったと思うけど、韓国選手は打てないと思うとデッドボールになってでも出塁しようとするシーンがあったよな。これって、すべて御国のため。億単位の年俸を稼ぐ日本人選手には絶対に出来ない芸当だろう。いまさらハングリーになれとか教育を根本から見直せなんていう気はないけど、韓国に野球で追い越された以上、今シーズンオフから、韓国にフルメンバーでの定期戦でもお願いしろ！場所はもちろん韓国でやること！

今回のジャパン惨敗の責任は間違いなく星野監督にある。ＷＢＣの王ジャパンは各チームの協力が消極的であったうえに出場を拒否する選手さえいた。おまけに下準備なんて期間もないほど行き当たりばったりのチームだった。ただこの星野ジャパンは全球団協力のもとでの選手選考に、準備期間もたっぷりとあった言い訳なんて出来ないほど恵まれていたわけ。さらにその選手選考においては、なぜ？と思わせるような選手も含まれていた。ペナントで調子の上がらない上原、全盛期のキレがない岩瀬、故障がちな新井、稲葉、大舞台で未知数なＧＧ佐藤、森野・・・かなりの個人的好みが悪い方に出たよな。しかも自分の側近を田淵、山本という無能なコーチで固めるお友達内閣ともいえる有様。もうその采配なんて言うに及ばず見ての通り・・・

カリスマ的、上司にしたい有名人・・・なんてもっぱらの評判だった星野仙一。個人的には以前からその手腕には疑問があったよ。特にホークス２度の日本一の相手がいずれに星野監督が相手だったという過去があったからかもしれないけど、それほど勝負師としては結果は出せていない。健康問題を理由に阪神監督を勇退した後、なんで代表監督になんかになったのか。少なくともＷＢＣ監督の王さんは名誉欲や野望なんて感じられない人格者。ゆえに「国のため、さらには王さんのためにも」となり、選手からの信頼も絶大だ。口達者で派手なパフォーマンスだけの星野では選手は付いて来ない。それが今回の惨敗という結果に現れた。じゃあ、今後の代表監督は誰が・・という大きな問題も残ったわけだけど、正直いないんだよな。いまだにＯＮの存在が大きすぎて・・・

明日、銅メダルを懸けてアメリカと再戦するわけだけど、自分の中ではもう野球は終わっている。お家芸の柔道の選手が「金以外なら負けといっしょ」なんて発言するけど、野球もそれと同じ。金以外なら「負け」！