たつたがは もみぢばながる かむなびの みむろのやまに しぐれふるらし
竜田川 もみぢ葉流る 神奈備の 三室の山に 時雨降るらし
よみ人知らず
竜田川に紅葉の葉が流れている。神が宿る上流の三室の山に時雨が降っているのだろう。
当時、時雨が葉を赤く染めるとされていたことから、川に紅葉の葉が流れてきたのを見て、上流では時雨が降っているのだろうと想像して詠んだ歌。歌意は分かりやすいですね。
左注に「または、あすか川もみぢ葉流る」とあり、初句に異説があることが示されています。
たつたがは もみぢばながる かむなびの みむろのやまに しぐれふるらし
竜田川 もみぢ葉流る 神奈備の 三室の山に 時雨降るらし
よみ人知らず
竜田川に紅葉の葉が流れている。神が宿る上流の三室の山に時雨が降っているのだろう。
当時、時雨が葉を赤く染めるとされていたことから、川に紅葉の葉が流れてきたのを見て、上流では時雨が降っているのだろうと想像して詠んだ歌。歌意は分かりやすいですね。
左注に「または、あすか川もみぢ葉流る」とあり、初句に異説があることが示されています。