漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

「辞典」をランダムに  その3

2013-11-15 20:17:28 | 演習問題
 引き続き 「辞典の拾い読み」 は続いています。問題形式でのご紹介、3回目です。



<語選択書き取り>

1. 才能が群を抜いてすぐれていること。
2. 汚れた空気。
3. 罪を取り調べてただすこと。
4. 神をたたえる歌。
5. 理屈ばかり並べて、役に立たない学者。
6. 前と後ろの両方から敵にあたること。 

語群 : ふじゅ  きくじん  きかく  あいふん  しょうえい  えいだつ


<故事・成語・諺>

7.【フソ】 の嚇
8.琥珀は 【フカイ】 を取らず


<四字熟語書き取り>

9. 和敬 【せいじゃく】
10.【きんけん】 力行





<解答>
(かっこ内は、1~8は「漢検 漢字辞典」初版、9~10は「漢検 四字熟語辞典」初版の掲載ページです。)

1. 穎脱  (87)
2. 埃氛  (5)
3. 鞫訊 又は 鞠訊  (290)
4. 頌栄  (752)
5. 腐儒  (1320)
6. 掎角  (271)

7. 腐鼠 の嚇  (1320)
 いやしい心をもつ者が、その心で他をおしはかって威圧的な態度を取ること。
8. 琥珀は 腐芥 を取らず  (-)
 清廉潔白な人物は不正不義を身に近づけない。不正な金や物には手を触れないことのたとえ。

9. 和敬 清寂  (479)
 主人と客が心を和らげて敬い、茶室など身のまわりを清らかで静かに保つこと。
 (4級配当)
10.勤倹 力行  (164)
 仕事に励み、倹約し、努力して精一杯行うこと。
 (3級配当)