=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

まくりまくり(木曽福島神輿)

2009年07月23日 | 【お出かけ】木のむくまま
「まくる」とは、こちらの方言で?「転がす」という意味だそうです。

したがって、「まくるまくる」とは、「転がしまくっている」という意味です。

何を転がしまくっているかと言えば、

「お神輿」

なんです。

冒頭の写真のように、神輿を道端で転がしまくって終いには壊してしまう、そんな天下の奇祭が、本日木曽福島で行われていました。

私が到着したときにはすでに転がされていて、このように屋根の部分はかなり破壊されていました。



そして見せ場は、「縦まくり」

お神輿を横でなく縦に立てて、転がすというか道路に叩きつけるのです。



見物人の外国人観光客から

「Oh,Crazy!」

の言葉が飛んでいました。

祭りをやっている本人達にとっては、まさに勲章のような言葉です。

そう、祭りは年に一度の非日常、クレイジーなければいけないのです。

木曽の奇祭、なかなかのものでした!

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那古祭礼2009

2009年07月21日 | 【日記】いろいろ
1.喧嘩をしないこと

2.山車、屋台、車にひかれないこと

この2つのルール以外なにもない。



大きな木のオモチャを引っぱって、

朝から酒を飲み倒し、

2日間同じリズムで太鼓を刻みつづける。


ホント、みんな馬鹿じゃないのかと思うくらい、飽きずに同じ太鼓を叩いている。

本祭りの夜ともなればなおさらに力が入る。

手の皮ではマメが破れ、渡されたバチは血痕だらけ。


でも、それがいいんです。


長野から参加してくれた友人のKちゃん親子も大喜び!

暖かく迎えてくれた地区の皆様ありがとうございました。



お囃子は○○囃子保存会、○○連といった集団が仕切り、

山車、屋台の立派な彫刻には金網がかけられる

そして他所者は容易に近づけない


国のなんとか重要文化財とかに指定される立派なお祭りも各地にあるけれど、

そんな堅苦しい祭りに那古の祭り、房州の祭りはなってほしくない。


1.喧嘩をしないこと

2.山車、屋台、車にひかれないこと

この2つのルール以外なにもない。

それがいいと思う。



あぁ、今年も那古の祭りが終わってしまった。
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これは反省するしかない

2009年07月15日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
学校には小学校のときの日直ならぬ「週番」という役割が一週間交代で回ってくる。週番の役割は、授業開始と終了時の「起立、礼!」にはじまり、電気や戸締りのチェックその他があり、その中には「日誌を書くこと」も含まれている。
今日のお天気や欠席者などを記入し、あと本日を振り返ってコメントを書く欄があるのだが、私はその名前が気に入らない。

「今日の反省」

だからである。
もちろん反省することも多々あるが、なにも反省することばかりではあるまい。「こんないいことがありました!」でもいいわけだし、なにより最初からその「反省」になっているところが気に入らない。

とは言いながら、今日の私には反省することが多々ありました。

1つめは、機械の作業手順がまったくわからず、グループメンバーに頼りっきりになってしまっていること。もっと予習をしっかりして頭の中に叩き込んでのぞみましょう。

2つめは、不注意。
すでに小さな整理箪笥を作る作業に入っているのですが、棚口という材料の切る向きを間違えそうになってメンバーに教えてもらったり、縦框については、実際に基準面を無視して穴を掘ってしまった。

今日はとにかく反省させて頂きます。
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「上手い下手じゃねぇ、どう生きるかだ」

2009年07月15日 | 【師の教え】田中語録
クラスメートと「ほぞ組みがうまくできなくて・・・」と言いながら、自分の作ったほぞ組みを卑下していると、「上手い下手じゃねぇ、どう生きるかだ」と、先生が私を珍しく?フォローしてくれました。
いきなりマジな真剣勝負な発言だったのでびっくりしました。
でもありがとうございました。

(終わり)

→「田中語録への思い」はこちらをご参照。
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「作業しやすいのと、作業が楽なのは意味が違う」

2009年07月15日 | 【師の教え】田中語録
「作業しやすい」というのは、下手くそでもやれるやり方であって、必ずしも効率的というわけではない。一方、「作業が楽」とは、(難度は高いかもしれないが)効率的で利益をうまく出せるやり方であること。
われわれ下手くそが、「楽な」作業のやり方をやってはいけない、またはできない。
(終わり)

→「田中語録への思い」はこちらをご参照。

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「ブオォー」

2009年07月15日 | 【師の教え】田中語録
先生が愛用する、機械で木を削るときの擬音語です。連発して使用してもよい。「ブオォー、ブオォー」

(終わり)

→「田中語録への思い」はこちらをご参照。
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帰り道

2009年07月15日 | 【写真】一本の木
自転車通学だと、帰り道にいろいろ写真に撮りたい木が見えてくる。
やっぱり車よりも自転車のほうが自然を感じられます。

その昔、旅をするのにいろいろな交通手段があるけど、一体何がいいのか考えてしまったことがある。

だって、飛行機に乗れば遠くの外国まで行ける。
でもその移動時間は単なる移動になってしまう。

飛行機よりも鉄道
鉄道よりも自動車
自動車よりもバイク
バイクよりも自転車
自転車よりも歩き
歩きよりも止まってみる
止まってみて、さらに空を仰いで寝転んでみる

するとまったく見えてくるものが違うんですね。
そして、ひとつひとつ見えたものとの接触が濃密になります。
例えばですが、今日の写真の例。
車通学だとスピードが速くて見えていなかった木が見えてくる。
もしくは、車を運転しながら木が見えていたとしても、わざわざ車を停めて車を降りて写真を撮るという行為に及ぶにはかなりハードルが高いことを、読者の皆さんも日常に感じてはいないでしょうか。
でも、自転車だったら、「ちょっと止まって撮ってみようかな」
という気になるんです。

速い乗り物という移動手段によって時間を稼いではいるけれど、そのぶん犠牲にしているものもあるんですね。世の中うまくできています。

伊那市(長野県)
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白樺?

2009年07月15日 | 【写真】一本の木
信州→高原→白樺という安っぽい先入観のある私ですが、伊那ではそんなに白樺を見ません。
でも、これは白樺でしょうかねぇ・・・・?

(終わり)
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梅雨明け宣言!

2009年07月15日 | 【日記】いろいろ
こんなに気持ちのいい朝は久しぶりです!

学校に行ってから、梅雨明け宣言を知り、「なるほど」と思いながら、なんだかとても嬉しかったです。

二日続けて、自転車通学してしまいました。
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阿禮神社例大祭(塩尻市)

2009年07月13日 | 【日記】いろいろ
塩尻で行われた阿禮神社のお祭りに行ってきました。

こちらは、曳きものを山車とか屋台とかだんじりと呼ばず、「舞台」と呼んでいます。

1階と2階があり、2階がメインでお囃子組が乗っています。

お囃子は、中太鼓と締め太鼓を一人の打ち手が叩き、笛は複数人で同じ旋律を吹いているようです。鐘はある地区とない地区がありました。

そして、突き出た屋根には若者が乗り出し、吹流しのようなものを盛んに振って威勢がいいです。


こちらのお祭りの特長は、お祭りのお囃子に加えて、童謡や演歌、POPSまでアレンジしてお囃子に加え、これらをみんなで声をあげて歌うところです。
例えば、「もしもし亀よ亀さんよ~」とか、「からす~なぜ鳴くの~」とか「北国の春」なんかを聞きました。
誰もが知っている歌なのでみんな歌えみんな楽しめます。
この「みんな楽しめる」ところは素晴らしいと思います。

曳きもののお祭りって、結構引っ張っている人とお囃子の人、また若者と年寄りなどが一体となって楽しめる機会が少ないからです。
私の地元の祭りももうすぐですが、今後このあたりをうまくやっていけたらと思います。

◆→阿禮神社例大祭HP

そして、もうひとつ面白いのは、
どの地区のお祭りも5台以上の曳きものが集まると、自然と特長のある地区が出てくることです。
私個人の私見ではありますが、

必ず一台あるのが、一番立派な山車を持つ地区で、こちらはだいたい規律がしっかりしていて、山車の飾りつけや照明のあてかた、お囃子のルール、人々の振る舞いまでしっかりしています。

そして次にあるのが、とにかく威勢のいい地区。山車の曳き方は荒くなったりしますが、それがこの地区の特長でみんな楽しんでいます。きっと多少怪我人が出ても目をつぶるか勲章と思うかもしれません。(笑)

そしてもうひとつは、かなりグテグテな地区。奇抜な飾り(たとえばぬいぐるみとか風船とか)をつけてあったりすることも多く、夜にもなると飾りつけも落ちてしまったりところどころになってしまったりしています。人々の統率もいまいちで部外者も多いような気もします。

こうした地区があるような気がするのですが、「クラスに一人はいたいた」って感じなんでしょうか?
でも面白いです。

私の地元の祭、「那古祭礼」もいよいよ今週末、楽しみです!


◆各家庭の軒先にはお祭りのちょうちんが飾ってありました。
こういう渋いのもいいですね。
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