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I Love Cars! (EP82型 スターレットターボ 初期型 その2)

2012-03-21 19:42:58 | 

さて、FFのスターレットターボを買って、その「じゃじゃ馬ぶり」に最初驚かされる事になる。

前回、スターレットターボを買った経緯を紹介しました。

 

今まで未経験のFF車、少しでも多く特性を理解して走らないと、それなりの走りをする私の場合どんな危険が待っているかわからない。

 

という事で、購入契約してから納車待ちの間も、カー雑誌を読み漁っていた(笑)

(ちなみに、スターレットターボは試乗していません。価格もTE71レビンと同程度だったので、同程度の能力は十分あると判断していたからです) 

 

カー雑誌に「求む、右足に理性の有るドライバー」なんて書かれていた記憶があるが、確かにそうだった。

 

普通に走る分は何ら問題ないのだけど・・・。

前の遅い車を抜こうとTE71の感覚でアクセルを踏み込めば、すぐさまハンドルを右に切らないと前の車に追突しそうな加速を見せてくれる(!)

路面が濡れていれば、3速でもタイヤが空転を始めるくらい、元気いっぱいw

 

で、エンジンはアクセルの踏み具合に応じて、ひたすらレッドゾーンまで回りきろうとするのね(^^;)

標準装備の175/60-14のタイヤでは、完全に力負けしていた(^^;)

(後の23型は、ホイール・タイヤサイズが185/55-15だと思うがインチアップされたので、少しは改善したと思うが・・・。)

 

 

 

この車にはターボブーストを抑える「Loモード」なるボタンが付いていて、10馬力ほどエンジンの最高出力が抑えられる。

ターボの過激な出力に慣れるまで、しばしそのモードを入れたままで2年くらいは乗っただろうか・・・。

 

少なくとも、そのLoモードでもパワーは十分だったけどw

 

 

 

 

 

さて、前回ちょっと懸念していた「フロントが滑ったら成す術が無い」は、早々に体験する事に(苦笑)

ホームコースを初めて軽く流す程度に飛ばした段階で「恐怖の洗礼」を受けることになった(><)。

 

TE71の本気走りよりも低い、「普通に走っている時よりちょっと速め」の感覚、いわば攻める前の「味見走行」で、「頭の重さ」を体験する事に・・・。

 

 

 

いつも走り慣れた山道、すべてのコーナーは把握している。

でも、何故か偶然その左コーナーに細かい砂埃が浮いていた・・・。

 

センターラインの無い山道なので、対向車が来なければ右側に膨らんだ状態から左側に切り込んでいくコーナー。

コーナー侵入時にアクセルオフ、登り勾配という事も有り60km/h55km/h程度に下がった状態でハンドルを切り込む、そこまではいつものパターンw

 

今までなら余裕で曲がっていける速度。

「アクセルオフ」まではそうだったが、ハンドルを切った瞬間にザザッと音がしてハンドルが「無反応」(!)

砂埃に乗ってしまい、成す術が無くなったのね(><)。

 

完全に「あっ、だめだ、これは!」と一度は諦めた状態・・・。

唯一できた事は、オプションで付けたABSを信じてブレーキを掛ける事だけ。

 

 

それが運良く当たり、45km/hぐらいまで減速した頃、何とかフロントタイヤが言う事を聞き、道の右端から15cmぐらいの位置をかすめて左へ切り込んでいくことができた。

 

 

 

もう、心臓ドキドキ(!)

 

 

 

この後、モータースポーツ(ジムカーナー)でFFの特性が体に馴染むまで、私にとってABSは必需品となった。

 

ABSが無かったら、ただでさえ滑っているフロントタイヤは完全にブレーキロックしてしまい、そのままコーナーの右に一直線に滑走していき、「崖にごつーん!」ってなっただろうね(^^;)。

 

 

「FF(前輪駆動)はFR(後輪駆動)に比べて怖い・・・」これが私の正直な印象。

 

以来、コーナーでのアベレージ速度を余り下げないパターンから、手前で大きく減速するパターンに変えたのだが・・・。

 

それを十分カバーできる加速力を持ったスターレットターボは、TE71で切れなかった峠道3分の記録を半年もしないうちに切ってしまう実力を見せてくれた。

 

 

スターレットターボは本当に曲がり難い性格を持っていた。

 

それだけ、直進安定性は抜群だったけどw

 

 

参考までに前後輪の軸重を書いておきます。

 

 

車種 前輪軸重 後輪軸重 軸重比
EP-82 540kg 290kg 65:35
TE-71 540kg 450kg 55:45

 

 

かつてのTE-71の方が、バランスが良い。

 

ついでに比較すると・・・

 

 

 
車種 前輪軸重 後輪軸重 軸重比 86 670kg 590kg 53:47 SW-20 570kg 690kg 45:55 Keiワークス 490kg 290kg 63:37

 

 

となるけど、フィーリングではかなり回頭性が良い印象のあるKeiワークスが、軸重バランスがそれ程良くないので、車の味付けの問題かもしれない。

 

 

余談だけど、今のKeiワークス、まだ「完全本気走り」はできていないけど、「かなりその気走り」でTE71のタイムと同等のタイムを出している。

 

つまり、TE71当時の私、腕が未熟だった。これに尽きるかも(^^;)

 

 

 

 


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
宮ちゃんNO1 [2012年3月21日 20:53]
こんばんは~ 宮ちゃんで~す!

FFの特性で有る・・・コーナーに於ける
操舵不能?・・・上りだから良かったのか
とにかく・・・良かったデスね~

パワーおやじ [2012年3月23日 8:00]
FFは、フロント加重が課題ですよね。
私は、走り屋さんじゃないのでFRも
FFも特に違和感無く運転してました。

但し、今のハイエースの前は、15年
ランクルだったので感覚がもっと違いますが・・・・・


EP82-SW20 [2012年3月24日 0:09]

>宮ちゃんNo.1さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お陰様で運良く(?)
というか、本来なら滑らない速度だったのですよぉ…(^^;)
誰だ、砂埃をまき散らした奴は(><)

でも、結局それが後につながって、モータースポーツやっても車をつぶさない走りにつながっていますね(^^)


>パワーおやじさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

HNの印象だと、かなり走る人なのかとw

キャブオーバーも頭が重い点では似ていると思われますが、パワーかけて後輪振れるのですよねw
私はライトエースでしたが、雪道とか雨の峠道、時々後ろを滑らせて走っていました(苦笑)
まめ八 [2012年3月28日 18:16]
こんにちわ。
年度末になり滅茶苦茶忙しくなってしまってコメが遅くなってしまいました。

ところで、FF車の走行特性については、私の場合、スポーティー走行をするようになったのがFF車からだったので、シルビアに乗るまでは“こんなもんだ”と思っていました。
確かにFF車はスポーツ走行ではFR車に比べると圧倒的に不利ですよね。発進時にはすぐにホイルスピンするし、コーナリングではアンダーステアは出るし、おまけに旋回半径も大きい。。。(T△T)
特に上り坂のコーナリングなどは、すぐにアンダーステアが出てしまって随分と怖い思いもしました。
でも、タイヤの限界を超えない範囲で走る分には下り坂ではグリップ力が上がる分、結構踏ん張りが利いて楽しめました。
でも、FR車のドリフトやFF車のタックイン等のテクがもてはやされ、私も習得に力を入れた時期もありましたが、何度か怖い思いをした後、先輩から“サーキット以外でタイヤの限界を超えた走りは邪道だ”と諭され、それ以来、如何にグリップを維持しながら速く走るかという事を目指すようになりました。
EP82-SW20 [2012年3月30日 19:42]

>まめ八さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

お気になさらずにw
私も最近ネタはあるのにアップがなかなかできない状況が続いていますので(^^;)
皆さんの所にも余り行けてないし…(><)

はい、私も上りのコーナー。
途中から勾配が緩やかになるコーナーなのでアンダーはFRでそれまで経験していたのですが、この時は予想外でした(><)

私はジムカーナーを始めてから、会場で思いっきり滑らせられるようになったので、逆に一般道は大人しく走るようになりましたね(^^;)
限界を超えたらどうなるか、よく認識できましたので(苦笑)

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