なかなか良い案だと思いますが、釈然としない部分もあります。
「低公害車を購入する際、税金を免除する。」
これはとても良い事だと思いますw
環境に優しい電気自動車やハイブリッドカーの比率が増えるのは、「車から排出されるCO2削減」には役立ちます。
しかし、ここで「ちょっと待てよ・・・」です。
新技術である電気自動車やハイブリッドカーを作るために、一般車を造る以上に熱やCO2が排出されてしまっては、完全に逆効果。
「バイオ燃料を造るためには、ガソリンを作る以上に熱やCO2が排出されている」
「燃料の原料であるサトウキビが不足するので、森林伐採してサトウキビ畑を増やす」→光合成によるCO2の吸収量が減少する。
「伐採された木が腐敗して、木に蓄積されているCO2を放出している」
というような話も聞きます。
でも、それは私達一般人は普通はわからない部分なので、今回は「懸念点」てして上げておきます。
釈然としない部分というのは・・・・。
(実燃費での比較はできないので、あくまでカタログ燃費での話です。)
15km/Lを超える1.3~1.5Lクラスの車が助成適用が100%にならない車が有る。
片や12.2km/Lしか走れないLS600が「ハイブリッド」という事でこの助成を100%受けられる。
個人的には、
15km/L未満程度の燃費で優遇されるなんて、環境を考えた優遇措置とは思えない
ですね。
だって、19.6km/Lのカタログ値であるKeiのMTシリーズが減税非対象って・・・。
確かに排ガスの成分が・・・云々と言う事で設定されたそうですが、CO2に関しては燃費が良い方がCO2を出さないわけでしょう?
15km/L以上 50%
20km/L以上 75%
25km/L以上 100%
仮に、こう分けるのであれば、誰が見ても説得力ある分類方法と思えますけど。
私がスターレットターボを手放した理由が、「古いから自動車税を10%割り増しして買い替えを促進する」と言う、これまた理にかなわない税制のしわ寄せでした。
平均16km/L位で走っている我が車は古いから税負担増(カタログも15.8km/L)。
片や10km/Lを切っている新しい車はお咎め無し。
釈然としないです。
本当かどうかわかりませんが、今日読んだ週刊誌にこんなような事が書かれていました。
「景気対策を考えるのなら、無条件で国民に便宜を図るべき。 『この車を買えば税金が安くなります・ETCを買えば高速道路を安く走れます』と国主体で消費を導いているけれど、それはひいては『一部の企業』に甘い汁を吸わせるための『景気対策や環境』に名を借りたに過ぎない。
そもそも、景気回復する事自体、CO2削減に逆行する事ではある」
この文、的を得ているかもしれません。
こんな裏が有るのなら、この優遇制度の比率設定も解らなくないと思いました。
そう言えば、ETC、全然生産が追いつきませんよね。
ETCメーカー、この不況にかかわらず利益出ているでしょうね。
「国が一部の企業に対して優先的に利益を上げさせる為に、ETC割引を設定した」
よく考えればそうも取れますよね。
ETC使わない車は割引受けられないのだから。
いいように踊らされてしまっていますねぇ(^^;)
コメント
- おぺ [2009年4月27日 0:07]
- 低燃費車購入優遇そのものについては悪くはないですが、目的が景気対策なのか環境なのかわからない…というか利権にからめて"すげかえ"をするもんだから消費者が釈然としないんですよね~。
自分のように古いクルマに乗っていると、"〇年排ガス(or燃費)対応してない車の買替えに助成"としてくれた方が理解しやすいです。まぁそれでも替えませんがw。 - EP82-SW20 [2009年4月27日 16:51]
>おぺさん、こんにちは。 コメントありがとうございますw
名目は「環境対策」みたいですけど、「12.2km/Lしか走れない車がエコカーかい!?」とも言えますよね。
LS600を「悪者」にしちゃっていますけど、あの排気量でこの燃費だから確かにエコカーだと言えます。
でも、「5人乗りのセダンであんな排気量が必要か?」と言うご時世になってきていると思います。
おぺさんの「○年度規制不適合車買い替えの為の助成」と言うのなら、確かに解りやすいと思いますw- まめ八 [2009年4月27日 21:12]
- こんばんわ。
記事を拝見させていただきましたが、私も同感です。CO2削減を声高に叫びながら、排気量の規制がないというのもおかしいと思いませんか?
金さえ出せばでかい車に乗ってCO2をぶり撒いてもいいんですかね?
アパレル企業やデパートを助けるためにクールヴィズを売り込んで無駄な出費を庶民に強いる一方で、国会周辺に待機している黒塗りの大排気量車、夏場は先生方が暑くないようにと常時エンジン掛けっぱなしとか?
最近、先生方のやる事が露骨過ぎているように思います。定額給付金もそうですし・・・えっ!家はもちろん還して頂きますよ。o(^▽^)o
革命が起きる日も近いかもしれませんね。o(^▽^)o - さんじ18 [2009年4月28日 15:21]
- 地球が出来て 生命が誕生するまで酸素が無かった(思う)
海洋植物と地上の植物の光合成による酸素は、増えるから地球上に酸素が使っても使ってもある。
しかし・・・陸地の植物が減っているのは事実
低燃費車への優遇は国際的にエコやってます。アピールの狙いの方が大きい。
ETCは、天下り財団へ金が入る仕組みで、霞ヶ関の考え
(車を使うとエコじゃないんだけども・・・天下り機関へ金を入れるのを色々考えている訳さ) - EP82-SW20 [2009年4月28日 23:30]
>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
先生方は恐らく「企業を儲けさせて献金をたんまり貰う事だけを考えて政治をしている」のでしょうね。
排気量規制をやらないのは、カーメーカーの一台当たりの利益が大きいから、でしょうね。
議員用の公用車、それこそ全部プリウスにすべきでしょうね。
LS600なんてもってのほか(笑)
革命ですか。
韓国や中国のようなパワーを今の日本人が出しますかねぇ。
出す気があれば、国会議員の投票率が50%代で収まってはいないと思います。
すぐには変わらないでしょうけど、まずはこの「選挙棄権」が減らない事には、国は良い方に変わっていかないと思われます。
>さんじ18さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
国際的なアピール、そうかもしれませんね。
今のままでは京都議定書の目標達成に及ばないと言うのに、こんな減税策やってどうするつもりなのでしょうね。- Luxio [2009年4月29日 23:41]
- こんばんは^^
クルマの購入助成制度、低排出ガス車、クリーンディーゼル、ハイブリッドに適用され、レクサスLS600hのような大排気量ハイブリッドになると、取得税・重量税の恩恵が凄く大きいですね。。。
ドイツでは、クルマの販売が凄く伸びているらしく、ひょっとしたら、日本政府もこれに準じる方法をチョイスされたかなぁと言うのが個人的な憶測です^^
これから、ディーゼル車のように、ガソリン車も余命○年という時代がやってくるかもしれませんね。。。 - EP82-SW20 [2009年4月30日 15:31]
>Luxioさん、こんにちは。 コメントありがとうございますw
このような設定にした理由は、「平成22年度排ガス規制」の「排気量別の規制値に対する達成度」がベースになっていると思われます。
そういう分類からすれば的を得ているのだと思いますが、これって「地球温暖化」を考えた設定とは思えないですね。
用途にもよりますが、本気で温暖化を考えるのではあれば、「通常の5人乗りセダンだったら何CC以上は造ってはいけない」というような規制もすべきと思います。- お茶っぴぃ~ [2009年5月14日 21:43]
- はじめまして。
先日、自動車税納税通知書が届き10%加重されていることにびっくりし、そこでいったいどれぐらいの低燃費ならば軽減されるのか国土交通省のHPをのぞいてみました。
すると、燃費の詳しい数値は掲載されず、生産年と対応車種一覧しか公表されていませんでした。
いったい何を基準に選定されているのか不明です。全く納得いきません。
低燃費、低排出の基準を検索しているうちに偶然こちらを拝見し、私も一言言いたくなりつい書き込みした次第です。
ちなみに私はスプリンタートレノMT1.5Lに乗っています。カタログではたしか18.8L/kmだと思います! - お茶っぴ~ [2009年5月15日 2:15]
- 訂正です。
あまりにも興奮していたため、内容をよく確認しないまま書き込んでしまいました。申し訳ありません。
国土交通省のHPをよ~く見てみると基準値が公表されていました。車両重量に対しての燃費基準みたいですが・・・。
減税については大きく書いてあるのに、加重する内容はなかなかみつけられませんでした。
いつの間にこんな制度になってたのかしら(辛)
こんな制度が出来る前にきちんとチェックしてなかった事も反省です。 - EP82-SW20 [2009年5月15日 23:20]
>お茶っぴ~さん、こんばんは。 はじめまして(^^)。
コメントありがとうございますw
「新燃費基準」が今回の優遇税制のベースになっていると思われます。
車両重量に対する燃費基準なので、それはそれで理にかなっているとは思います。
しかし、この基準では「贅沢な装備品が多くて重い車」であれば燃費は甘くて良い、という事も言えますよね。
LS600は価格的には「贅沢な車」です。
そんな車が買えるお金持ちに対して割引率が良くて、お金がないからハイブリッドで無い軽自動車を買う庶民の方が割引が少ない事になるわけで(^^;)。
贅沢な物を買える人にこそ、余分に税金払ってもらいたいですよ(><)。
税率アップは確か6年前頃に登場しています。
当時製造後11年を超えた車は次の年から増税された気がします。
これが段階的に進められて、現在お茶っぴ~さんの年代の車がそのボーダーラインに掛かったのでしょう。
当時はそれなりにメディアで報道していたと思いますよ。- お茶っぴ~ [2009年5月18日 0:39]
- そうだったんですね~。
詳しく教えて下さりありがとうございますm(__)m
あまりの無知さに恥ずかしい限りでございますf^_^;
確かに、なんだかんだ言ってフェアじゃないですよね。ご都合主義の「環境対策」は大迷惑です。
地球に優しい制度ではなく、ある特定の人にだけ優しい制度ですな! - EP82-SW20 [2009年5月18日 21:54]
>お茶っぴ~さん、こんばんは。 再度コメントありがとうございますw
いえいえ、私は丁度自分の車が該当する事になったので腹を立てていた口なので、覚えていただけですから(笑)
重量だけでなく、用途に応じても分けるべきでしょうね。
物や大勢の人を運ぶのに必要な重さなのか、贅沢の為の重さなのか、同じ重さでも一方は今の時代では「無駄の塊」となりつつありますよね。
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