タイトルだけではこの本の言わんとする奥深さがわかりません。
母が「幼い姪っ子の『心』を育てたくて」買った本です。
注文した本が届いたと、母の嬉しそうな声。
どんな本を買ったの? と聞くと、この本「幸福の王子」
タイトルを聞いて
私 「なんだい? その本。なんだか夢見物語のようなタイトルだね。」
母 「おまえも昔読んだ事があるはずだよ。ツバメと王子様の銅像の話。」
私 「うん? ツバメと王子様の銅像の話・・・? なんだか読んだ事があるような・・・?」
そう、おぼろげながら覚えていました。
小学校低学年の頃この物語に出会ったと思います。
黄金色に輝いていた王子様の銅像と、何故かその王子様に付き従って冬を迎えてしまったツバメの物語を。
北国で冬を迎えたツバメにどんな結果が訪れるかは、ご想像通り。
何故ツバメがそんなことをしたのか、記憶が全然ありません。
「もう一度この本を読んでみたい。」
そんな気持ちになって本屋まで一路車を走らせました。
タイトルがちょっと読み難いですが、「幸福の王子」とあります。
短編小説なので走り読みで5分も掛からず読み終えましたが、「幸福の王子」と呼ばれている黄金色の王子の像と、ツバメとの友情が描かれていました。
勿論、何故ツバメが王子の像の傍で冬を迎えてしまったのか、という事も。
子供の頃読んだ時、この結末の悲しさに心を打たれたものです。
大人の今改めてこれを読むと、現在の政治家(政治屋が多いですね。『機械』発言する人なんて、いい例かな。)と社会の姿の本質が、当時となんら変わらないことや、自分が大人になった事で作者が訴えようとしている本音の部分が見えて、虚しさまで感じます。
ただ、結末はやはり悲しいです。
今読んで、子供の頃以上に目がウルウルしてしまいました。
「走れメロス」とか「裸の王様」とか、その様な物語と共に子供の頃読んだ記憶があります。
皆さんも一度は読んだ事がある本かもしれません。
この本を読んで心に感じ入る事ができる子供達なら、「いじめ」は絶対やらないでしょう。
コメント
- けいづか木の子 [2008年9月18日 0:07]
- こんばんは。
愛車はストリーム、軽トラ、ホーミー、マイクロバスと乗りこなしてますが車に全く興味のないきのこです。。。(^^ゞ
【ツバメと王子】だと思ってました。
自分も読んだし子供にも読んでやったような・・・
子供達は絵本よりゲーム。。。
名作を読んで欲しいですね。。 - EP82-SW20 [2008年9月18日 21:44]
>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
この記事にコメントを頂けるなんて、とてもありがたいですw
私もツバメと王子だと思っていました。
詳しく覚えていなかったです(^_^;)
軽トラからマイクロバスまで運転されるのですから、かなり運転上手ですねw
サイズを気にせずに運転できるのですからw- けいづか木の子 [2008年9月19日 21:56]
- こんばんは。
マイクロは時々こすって主人に怒られてます。。。。
訂正・・乗りこなしてる訳ではありませんでした(^^ゞ
政治家といえば・・・責任感なさすぎ。。。です。 - EP82-SW20 [2008年9月20日 22:11]
>けいづか木の子さん、こんばんは。 再度コメントありがとうございますw
あらら、こすっておられますか(^_^;)
それでも軽自動車とマイクロバスのサイズの違いは慣れがかなり必要と思われますよw
政治家について言うと、口では「国民の為に」なんて偉そうに言う人がいますが、結局その腹の中は「自分の為」という意図が見え見えの人がいますよね(苦笑)。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます