気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

生きる力

2008-04-25 21:15:38 | トピック

今日はあの福知山線の事故の日ですね。

あの事故の犠牲者は107人と聞いています。

そして確実に108人目になるであろうと言われていた人が、生還したとも・・・。

 

 

今日、偶然その人の事をTVで知る機会がありました。

 

当時30歳の女性で、現在リハビリ中。

事故で脳に損傷を受け、内臓破裂状態。

5ヶ月も植物状態だったという・・・・。

 

皆さん。

仮にあなたのご家族の中に、このような植物状態で治る見込みが無いとみなされた人がいる場合、「治る」という希望をどのくらい持ち続けて頑張っていられるでしょうか?

場合によっては「安楽死」という選択も考えてしまうのでは?

 

この人のお母さんは回復を信じ、5ヵ月後にお母さんの呼びかけに奇跡的に娘さんが反応したのだそうです。

 

 

それからリハビリの日々が始まりました。

TVでは一部を紹介していましたが、その甲斐あって今では信じられないくらいの回復です。

植物状態から意識が戻っても、筋肉が固まってしまっていて手すら自分で動かす事ができなかった様です。

それから毎日のリハビリのお陰で、一人で座っていられるようになり、歩行もできるようになりました。

今の彼女の映像の様子を簡単に説明すると、「軽度の障害者」と考えてもらえば一番近いかもしれません。

ちょっと言葉がすんなり出ないけど、普通に会話ができるのです。

歩き方も少しぎこちない。

書く文字もバランスが悪いけどきちんと読めます。

ただ、脳に損傷を受けた為か、記憶があいまいな点があり、自分の年齢が正しく解らない、という後遺症がありますが。

 

でも、このペースでリハビリを続ければ、次の3年後には健常者と言えるレベルに回復しそうな期待が持てそうです。

そして、今の彼女は、自分を支えてくれたお母さんに感謝し、「自分も母親になりたい」という希望を持っています。

 

この彼女の回復、勿論彼女自身のリハビリとお母さんや周囲の人達の協力があってこその結果ですが、生きていく力の強さを垣間見た気がします。

 

 

彼女の例、意識の無い植物状態からでも回復する力が人間には備わっているのですねぇ。

この生きる力、見習いたいものですw


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2008年4月25日 21:49]
こんばんは。
JR福知山線の事故が発生してから3年…今日のニュースを見ていると、事故でお亡くなりになった方の遺族が供養をされていた様子が映し出されていました。
今回の記事でご紹介して頂いた事故の被害を受けた女性の方、お話を伺うと凄くかわいそうです。
私がもし、身の回りに「植物状態」の方がいたとしたら、私自身も大変ですが、その方に温かいサポートをしていきたいと思っています。
温かいサポートがあると、植物状態になられた方も「生きる」という希望を与えてくれるだろうと感じています。
その方の生きる道…私も見習いたいですね。
みるみる [2008年4月25日 23:26]
こんばんは。私も、この番組を見ていました。とても感動しました。感動と同時にやはり,このような事故を起こしたJRに、改めて憤りを感じました。一瞬の事故で、命を亡くされた方や障害を持ってしまった方、大切に大切に育ててきた子供がこんな目にあったとしたら、惨すぎますよね。2度とこのような事故が起こらない事を強く強く願っています。
ラクちゃん [2008年4月26日 7:09]
おはようございます(〃ー〃)ノ
この事故にはビックリしました!!!
「生きてる」やっぱし幸せなことですね☆
この文章を拝見して、改めて自分は幸せなんだなぁーって思いました(〃ー〃)。○
EP82-SW20 [2008年4月26日 21:04]

>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

この事故ではかなり多くの人が「運命のいたずら」のように人生を狂わされてしまっていますね。
でも、やはり辛さ・悲しさは有っても、生きていく力を人は持っていると、この女性を見て感じました。
その他にも、車椅子の生活を余儀なくされた大学生がこの時の経験を本にまとめて出版しているような話も聞いています。
頑張っている人がいるのだなぁ、と思うと、こちらも励まされますねw


>みるみるさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

「JRの体質はまだ改善されていない」という内容の発言をされている被害者の方もいたようでしたね。
107人の命の重さと、今も後遺症と戦っている人達や遺族・家族の心の重さ、全てを汲み取って安全に力をいれてもらいたいですね。


>ラクちゃん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

この事故は鉄道の事故だけど、ラクちゃんは確か毎日1時間掛けての高速通勤だった気がするけど。
高速道路は速度が高い分、事が起きた時のダメージも大きいから、十分注意して通勤してくださいねw
ファシスト [2008年4月29日 1:03]
こんばんは。
もし、自分の親が意識不明で生きていたらどうなんだろうと考えてしまいます。
やはり身体は暖かいですからね・・・
生きる力。
人の身体は奇跡の塊です。
EP82-SW20 [2008年4月29日 23:09]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

う~ん、難しい問題です。
色々問題ありますよね。
私の場合で考えると、まず回復を祈って治療を続けると思いますが・・・・。
この期間が長くなればなるほど、今度は経済的負担がのしかかって来ますよね。
介護する側が限界まで追い込まれてしまったら・・・。
「安楽死」を選択せざるを得ないかもしれないですね・・・・。

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